インカメラ・イヤースピーカーのトラブルと修理

[公開日:2016/08/10]

 

インカメラは、イヤスピーカー・近接センサ・明暗センサーの4つが一体となり一つの部品として構成され、iPhoneの画面上部に配置されています。

 


 

そのため、画面上部に強い衝撃・欠損・破損がある場合はカメラが使えなくなってしまったり、通話中に相手の声が 聞こえなくなってしまったり、近接センサー(通話中に顔を近づけると自動で画面が消える機能)が正常に作動しない、またはこれら全て機能が使用できなくな るという症状が起こる場合があります。(※水没によっても同じような症状が出る場合があります)

 


破損・欠損したパネル

 


本体と液晶パネルの結合部分(配線)が集中している

 

他に起こるトラブル

 

液晶パネル、カメラ、ホームボタンの配線も同様に画面右上に集中しているため、この部分に衝撃や圧力・水滴などがかかると何らかの異常が発生しやすくなるのです。他に起こるトラブルとして、

例えば、

 

  • ・着信音は鳴るが画面が真っ暗
  • ・着信音は鳴るが画面が真っ暗
  • ・液晶不良(タッチ不良、画面のチラツキ、線が発生)
  • ・リンゴループ・ブルースクリーン・レッドスクリーンなどのシステムエラー
  • ・コネクタ焼け(ショートする)

 

などなど・・・

 


ロジックボードと配線位置

 


ショートして端子が焼け溶けている

 

写真上にもあるように、均等に並んでいる金色の端子がそれぞれの部品の接続部ですが、この部分が少しでもダメージを受けることによって、何らかのトラブル発生に繋がります。(主に水没したiPhoneにおいてはこの金属が腐食している場合が多い)

 

これらの重要な部品の「腐食やダメージの重さ」によって修復ができるかできないかが決まりますが、一つの部品を交換することで、トラブルを改善できる場合がありますので、気になられた方はぜひ一度無料見積もりをご利用くださいませ。

人気ブログ

新着ブログ

機種一覧

店舗一覧