第6世代 iPod Classic SSD換装修理

[公開日:2017/01/21]

相模大野店 店長の中木です。こんにちは。

 

本日は第6世代 iPod Classic 160GB A1238 が、中から異音がして起動しないとのご相談です。

かれこれ8年近く使っており、愛着のあるモデルとのことでした。

こちらのモデルは中に入っているHDDが特殊な規格のものが入っており、

ほとんど流通していないのと、今後長く使うことを考えてSSDへの交換をご提案させて頂きました。

 

こちらがお客様のiPodです。

 

 

さっそく分解させて頂きました。

本体の側面から工具をたくさん差し込み開封していきます。

アルミの爪がとっても固いため、慎重かつ大胆に分解していきます。

 

分解後がこちらです。

左側が底面で、バッテリーがついています。

右側がZIF形式のHDDです。

本体の大半がHDDとバッテリーで占められています。

 

 

HDDをお調べさせて頂きましたが、

ガチャガチャと異音がして、正常に認識もできていない状態でした。

SSDへ交換致します。

 

 

こちらはmSATAのSSDと、それをZIFに変換する部品になります。

パソコンを修理していると、角がとげとげしている部品が多い中、

こちらのSSDマウンターは角が丸みを帯びていて、

形状がとてもかわいらしいなあという印象を受けました。

 

 

また、せっかくの機会ですのでバッテリーも新調しました。

両面テープが固く、これまた剥がすのが大変でした。

左側が新しいバッテリー、右側が元から入っていたものです。

 

 

最後にSSDの排熱シートを乗せ、

バッテリーのコネクターを差し直し、

アルミフレームをもとに戻し、

パソコンにつないでiTunesから復元することで作業終了です。

 

 

お店のパソコンから復元を試し、問題なく動作も確認できました。

お客様のパソコンにて初期化、iTunesと同期して頂いて完了です。

 

 

今回 iPod Classic のSSD換装をさせて頂きましたが、

2008~2009年ごろのモデル、第5・6世代のころが可能です。

また発売時期や型番によって使えるSSDの容量や部品の選別が必要です。

今は大容量のSSDもだいぶお安くなりましたので、

もしもご自宅で眠っている・まだまだ現役で使っている iPod Classic がありましたら、

バッテリー交換やSSDに換装などをしてご使用されるのはいかがでしょうか?

SSDに換えることでバッテリーの持ちもよくなります。

ぜひ当店にお問合わせ頂ければ幸いです。

 

 

また、当店ではMac,Windows パソコンの診断・ご修理や

不要になったパソコンのご処分など幅広く対応しております。

iPhone修理などと合わせてパソコンのお持込も大歓迎です!

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