「折りたたみスマホ」が失敗するこれだけの理由

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HuaweiやGalaxyなどが他に先駆けて開発を進めている、「折りたたみスマホ」。最近は国内でも、シャープが縦に曲がるディスプレイを発表するなど、にわかにブームとなりつつあります。

それでもやはり、現行のスタイルがスマホの完成形となってきた昨今、折りたたみスマホの巣球は簡単ではないと思われます。

その理由をいくつか、紹介します。

値段が高い

現行の折りたたみスマホは、かなりの高級スマホになる見込み。iPhoneXsやXperia1などのハイスペックモデルと比べて、おおよそ2倍ほどになるようです。

たとえば「Galaxy Fold」は1980ドル、日本円で約213,000円。Huaweiの「Mate X」は2600ドル、日本円で約28万円となります(2019年7月現在)。

下手な中古車やブランド時計、最高性能のPCと肩を並べる金額ともなれば、一般の人々が従来のスマホを捨て折りたたみスマホに買い換える可能性は低いでしょう。

スマホの分割がある時代とはいえ、それでも月々1万円超。通信費や税金を合わせれば2万円弱となります。気軽に手を伸ばせる機種ではないでしょう。

故障率も高くなる?

高級な機種でありながら、壊れやすさもまた高いと言われています。サムスンの「Galaxy Fold」では、テスター向けに配布された機種で画面のチラツキや破損、異物混入などが報じられ、4月下旬の発売を慌てて延期。サムスン幹部も準備不足を認めています。

可動部があるとそれだけで故障のリスクは高まる上、スマホには「落下」という大きなリスクがあります。通常のスマホであれば画面のむき出しになる面は一面で、ケースやフィルムなど保護する手立ても多くあります。

しかし、折りたたみスマホの場合は3面がむき出しになり、画面の保護もディスプレイが曲がる以上、完全なる保護は困難です。

これまでの「二画面の呪い」

二画面のスマホは、実は過去に何度か発売されています。NECが「N-03E」やHuawei「M」など、折り畳んで使える2画面のスマホがドコモの店頭に並んだ過去があったのです。またロシアでは「Yota Phone」と呼ばれる、表面が通常のディスプレイ、裏面がKindleのような電子インクのディスプレイを搭載するスマホを発売しています。

しかし、NECはスマホ事業から撤退、Huaweiはアメリカを中心とする経済制裁、YotaPhoneの製造元は2019年4月に破産と、二画面に挑戦したメーカーは憂き目にあっているところばかり。

現在も「Mate X」のHuaweiは制裁が続いており、「Galaxy Fold」のサムスンは日本からの輸出規制で慌てふためくなど、「二画面の呪い」(?)を感じずにはいられません。

従来型スマホを置き換える日は遠い

二画面スマホには3つの課題があります。まず、画面をちゃんと表示させる、壊れにくくするなどの技術的制約、次に値段を抑えるという価格的制約、最後に本体重量や、折り曲げたときの厚みや広げたときの平滑感などの使い心地、言ってしまえば心理的制約。

技術の進歩やノウハウの蓄積によって解決される問題ではあるかもしれませんが、本格的に普及する日は来ない、または当面先と考えるのが妥当と言えそうです。

とはいえロマンのあるデバイスではあります。いつか制約を乗り越え常識を打ち破る一台がやってくるのを願うばかりです。

 

引用元

Source:折りたたみスマホ終了。時代は巻き取りスマホへ | ギズモード・ジャパン

Source:シャープ、フォルダブルディスプレイを開発 - ケータイ Watch

Source:ファーウェイの5G折りたたみスマホ「Mate X」の価格は約29万円 | TechCrunch Japan

Source:折りたたみスマホ「Galaxy Fold」の機能・発売日・価格・スペックまとめ

Photo:engadget.com

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