PayPay・LINE Pay・メルペイがセブイレブンで合同キャンペ

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ダイワンテレコム福岡天神店です。

7月1日より、自社の「セブンペイ」導入に合わせ、他社スマホ決済へも対応するセブンイレブンにおいて、PayPay・LINE Pay・メルペイが、初の合同キャンペーン「最大20％戻ってくる!キャンペーン」を開催する事が分かりました。

「最大20％戻ってくる!キャンペーン」の開催期間は7月11日（木）～7月21日（日）の11日間で、各社、最大20％（最大1,000円～購入額で5,000円）の還元を受ける事ができます。

スマホ決済サービスが合同でキャンペーンを展開するのは、市場初めての試みですが、「合同」とは言っても、各社のルールに従って実施されるため、利用する決済によって、実際に還元される金額は若干異なる場合がありそうです。

PayPayはソフトバンク・Yahoo!ユーザー優遇

現在のPayPayは、支払方法によっては20％上限まで還元されない場合があります。

最大20％まで還元を受けるには、「ソフトバンク」または「Y! mobile」のスマホユーザーか、「Yahoo!プレミアム」の会員である必要があります。

なおかつ、支払方法が「PayPay残高」（つまり口座からチャージした残高での支払い）の場合のみ、PayPay残高に20％還元され、「ヤフーカード」での支払いの場合には、カードのポイント付与分1％が減額されて還元され、合算での20％還元となります。

「ソフトバンク」または「Y! mobile」のスマホユーザーか、「Yahoo!プレミアム」の会員でない場合や、両社スマホユーザーか、「Yahoo!プレミアム」会員でも、「ヤフーカード」以外のクレジットカードで支払う場合の還元額は0.5％となるので注意必要です。

LINE Payは前月利用額よって23.5％～25.0％還元

LINE Payの通常の「Payトクボーナス」還元率は「15％」ですが、セブンイレブンの3社ごうごうキャンペーンでの還元率は「20％」です。

この20％に、前月の利用実績に応じて決まる「マイカラー」に応じたポイント付与（LINEポイント）率と、さらに、コード支払いに利用時のキャンペーンの一律3％ポイント付与を上乗せして、全てを合算して最大23.5％～25％となっています。

前月の利用額が10万円未満の場合には、0.5～1％までしかポイントが貰えないため、実際の還元率は最大限の25％に至らないケースもあります。

なかなか毎月10万円を利用している方は多くないと思いますので、「最大25％還元」を謳っていても、実質的には、少ない方で23.5％～比較的多い方でも24％のケースが多くなりそうです。

LINE Payは、残高還元の次期の見直しを行い、LINE Payボーナスという新たな形で、利用直後に還元が行われるようになったため、3社中最も早く還元分をゲットすることができます。

メルペイはコード払い・iDが利用可能、あと払いもOK

メルペイは通常時の支払位に対しては、残高やポイントの還元を行わない分、キャンペーンでの還元率が高い事で知られます。

今回のセブンイレブンにおいても、6月30日まで最大70％分のポイント還元キャンペーンを実施しており、その独自キャンペーン終了から10日後には、再び、3社合同キャンペーンを実施する事になります。

メルペイの「最大20％戻ってくる!キャンペーン」の特徴は、PayPayやLINE Payと同様の「コード払い」の他に、「iD」による電子マネー決済も20％還元対象である点です。

PayPay、LINE Payがコード決済で、スマホでアプリを起動しなければ決済できないのに対し、メルペイiDであれば、読み取り機にかざすだけで支払いを完了できます（認証操作が必要）。

さらに、「メルペイあと払い」が利用できるため、残高がなくても予め設定した上限枠の中で「あと払い」が利用できます。「あと払い」もコード払いとiD決済のいずれも利用可能です。

還元ポイントは、翌日に得られます。

3社の中で最も使いやすいのは

人それぞれと言ってしまえばそれまでですが、3社の中で最もルールが緩く、還元率が高いのはメルペイです。

還元率で言えば、PayPayもLINE Payも最大20％還元ですが、PayPayはソフトバンク グループ利用者優遇を強く打ち出しているため、そうでないユーザーへの還元は低く 抑えられていますし、LINE Payはユーザーの前月利用額による上乗せがあり、実質 23.5～25％の還元となる等、細かく見ると必ずしもキャンペーン内容は一律ではあり ません。

また、メルペイは特に20％を下回る条件付けがなく、誰が使っても20％還元である上、支払方法も「コード払い」と「ID払い」を選択できますし、原資となる残高を銀行口座からチャージできるほか、メルカリの売上金を流用できます。さらに、「メルペイあと払い」は、残高をチャージする必要さえなく、翌月後半に指定した銀行口座から自動的に引き落としになるなど、諸条件を勘案すると最も使いやすいのは「メルペイ」ではないかと思います。

もちろん、日ごろ使っている決済が一番使いやすいのは確かですが、今回初めて使ってみようかな…と言う方は、上記の諸条件などを考え併せて選んでは如何でしょうか。