こんにちは。ダイワンテレコム池袋店です。
ここ最近バッテリー交換が多いですね。特にiPhoneSE、5S系統。
次いでiPhoneXのバッテリー交換。
この3機種のバッテリー故障には、特徴があります。それは・・・
「はまぐり」。
ちなみに「はまぐり」とは、iPhoneの画面が浮きあがり隙間ができてしまう現象を指します。浮き上がった画面と本体がハマグリが開いているように見えることから名づけられました。
実はiPhoneSEやiPhone5Sだとざらにあるのですが、iPhoneX以降のバッテリー交換にも同症状が起きる事が多くなってます。
そもそも何でバッテリーが膨らんでくるのか。そしてiPhone6S以降のバッテリーがほとんど膨張しなくなったことをまとめていきたいと思います。
1 バッテリーの劣化
iPhoneで使用されているバッテリーはリチウムイオン電池というものを利用しています。特徴としては小型・軽量で環境負荷の少ない材料を用いて作られているものです。
リチウムイオン電池は長年の使用などで劣化が起こると内部の電解質が酸化することでガスが発生し膨らんできます。
充電回数では約800回、年数でいうと約2年という計算になります。
2 アダプターやケーブルなどの不具合
充電時に使用するアダプターやケーブルの不具合もiPhoneが膨らむ原因の一つです。
ケーブルの断線やアダプターの故障により、適切な電流が流れない場合、バッテリーに負担を与えてしまいます。
3 衝撃によるバッテリーの破損
iPhone自体を落下させてしまった際の衝撃でバッテリーが破損・変形などを起こしてしまうと正常な働きができなくなり、その結果バッテリーが膨らんでしまうということも考えられます。
1 充電中は使用を控える
充電しながらの使用は消費と充電を繰り返すためiPhoneが熱を持ちます。充電しながら動画を閲覧したりアプリでゲームをしたりなどを行うとバッテリーに負荷を与える為、充電しているときはなるべく触らないようにすると負荷も少なくなります。
2 充電ケーブルは純正品を使用する
Appleの純正品や「MFI認証」と記載されたケーブルを使用する事が大事です。
コンビニ等で販売されているものはケーブルの長さや耐久性、安価で手に入るなどメリットはありますが、適切な電圧や電流が流れず、本体が破損してしまう恐れがあります。全てが全てと言う訳ではありませんが使用するのであれば純正品・認定品の使用をお勧めします。
3 高温多湿になる場所での使用は避ける
iPhoneの本体自体及びバッテリーは熱に非常に弱いです。高温になりすぎると画面上に表示が出ることもありますよね。
温度が高い場所、湿気が多い場所での使用はバッテリーの劣化を早めます。保管などをするのであれば気温・湿度が低い場所が好ましいです。
iOS11.3以降は、このパフォーマンス管理機能が改善され、突然のシャットダウンを防ぐためにバッテリーヘルスが表示されるようになっています。
こちらを確認すると、現在は「95%のパフォーマンスを発揮できています!」との表示がされていますが、バッテリーは経年劣化していきます。
バッテリーヘルスは当店では85%になった場合はもうそろそろ交換、80%以下になったら必ず交換
したほうがいい とのご案内をしております。
池袋店
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