iPhoneが熱い?画面が浮いている?バッテリー膨張の危険

[公開日:2021/05/16]

みなさんこんにちは!

当店ではiPhoneの修理のほかにスマホの買取を行っております。

iPhone5シリーズなどの古い機種でしたら修理するよりも当店で買取に出してから新機種に買い替えた方がお得になることもございますので、ご相談いただければ無料でご案内いたします!!

 

先日もiPhone4sの修理希望が入り、デバイスを確認してみたところバッテリーが膨張していて液晶パネルが完全に浮いてしまっている状況でした。

 

バッテリー交換やパネルの交換など、修理箇所が多くなってしまうため買取にてお引取をしたのでバッテリー膨張がどのようなものか、原因や対策なども含めてご紹介いたします。

・バッテリー膨張の例

では早速引き取ったiPhone4sをご紹介いたします。

このように完全にパネルが浮いてしまっている状況です。

膨張したバッテリーは通常環境で扱えば発火や爆発の恐れは少ないと言いますが、やはり内部ショートの危険は無いわけではないので慎重に取り外す必要があります。

コチラが膨張前のバッテリーとの比較。

右が膨張前、左が膨張したバッテリーです。

 

・原因とは?

バッテリー膨張の原因は簡単に言うとバッテリー劣化による副作用のようなものです。

劣化したリチウムイオンバッテリーの中でガスが過剰に発生してしまい、結果パンパンに膨らんでしまうという仕組みです。

 

液晶パネルを圧迫するほどバッテリーが膨張してしまうと、液晶や基盤にも悪影響を及ぼすので放置した結果修理が困難になってしまうこともございます。

 

そうならないような対策を次項では紹介いたします。

・対策法

 

バッテリー膨張の原因は先ほどお伝えしたようにバッテリーの劣化が大きな原因となっております。(水没やバッテリーの初期不良などが原因の場合もございます)

 

取れる対策としては「劣化を防ぐ」「膨張前に修理する」の二つです。

劣化を防ぐためには以下に気を付けて頂ければ概ね問題は有りません。

 

過充電はしない

バッテリーが100%の状態でずっと充電器を差していると過充電が起きてしまう可能性があります。

寝る前などは充電器を外すようにしましょう。

 

充電しながらの使用を避ける

充電器を差したままでスマホを長時間使用することもバッテリー劣化に繋がります。

充電しながらスマホで動画などを見ていると本体が熱くなっていることがありますが、それはバッテリーにかなり負荷がかかっている状態と言えるので出来れば避けましょう。

 

上記の事に気を付けていても長い間使っていればバッテリーは徐々に劣化するものです。

下記は「膨張してしまう前」に取れる対策です

 

バッテリー劣化が気になったら早めのバッテリー交換

「最近充電の持ちが悪い」

「充電するとどうしても本体が熱くなる」

「充電器を差しても充電できない時がある」

など、バッテリー劣化の症状が出始めたらすぐに交換のサインです。

そのままでも使えないことはないのでついつい放置してしまいがちですが、早めの交換でその他の不具合を防ぐことも大切です。

 

水没時はすぐにバッテリー交換

一度バッテリーが水に浸かってしまうと劣化は急激に進んでいきます。

よくあるのが「水に浸けちゃったけどしばらく待ったら電源が点くようになったし、動作も問題ないからこのまま使っちゃお♪」的な放置です。

 

確かに水没後も問題なく使える場合も少なからずありますが、一度水没したデバイスは数日はたまた数カ月経ってから不具合が出てしまうことも多いです。

 

「iPhoneを洗濯してしまった」

「水に落としてすぐに拾った」

「高温多湿な部屋で使っていたら一度動作がおかしくなった」

等は全て水没の危険性が高いのでお早目のご相談をお勧めします。

・さいごに

 

いかがだったでしょうか?

バッテリーの劣化は便利なiPhoneを不便にしてしまう大きな要因となります。

膨張したバッテリーには少なからず危険も伴っておりますので、膨張したらすぐに相談してくださいませ。

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