iPhoneの基本機能でできるセキュリティ対策

[公開日:2021/01/28]

迷惑電話や詐欺メール、不審なSMSはこれで撃退! 

「カード情報の更新をお願いします。更新がない場合、利用を停止します」

などというメッセージがiPhoneに届いたことはないだろうか。

近年、SMSで業者を装って偽物のサイトに誘導し、

個人情報をだまし取る犯罪が発生している。

 

ほかにも、高額な通話料を狙った海外からの詐欺電話や、

有名企業を騙るフィッシングメールなども多発し、各キャリアや企業が注意を促している。

対策用のアプリやフィルタを活用している方もいると思いますが、

iPhoneの基本機能だけでもこれらの脅威を撃退する方法はあります。

 

しつこい勧誘・迷惑電話を消音にする

2020年頃から、高額な通話料を狙った海外からの「ワン切り詐欺」が多発している。

この場合は、基本の着信拒否で十分対策可能。

 

 着信拒否に設定した電話番号を確認したい、

または着信拒否設定を解除したいときは、「設定」アプリの「電話」を開き、

「着信拒否した連絡先」をタップしよう。

着信拒否に設定した連絡先の一覧の確認や、新規登録、解除を行える。

 

 「連絡先に登録した相手からの電話しか取らない」

「いろいろなところからセールス電話がきて大変」という場合、

知らない相手からの着信が消音になるよう設定すると気休め程度にストレスを減らせる。

「設定」で「不明な発信者を消音」をオンにすることで、

「連絡先」に登録していない相手からの着信音が鳴らなくなり、自動で留守番電話に転送される仕組みだ。

後は履歴を消してしまえば気にならないでしょう。

 

なお「不明な発信者を消音」をオンにしていても、

最近発信した相手や「Siriからの提案」からの着信音は、連絡先に登録していなくても消音にならないので注意。

 

不審なメッセージを拒否・自動で振り分け

 

 「メッセージ」アプリに届く迷惑なSMSも、

電話と同様に着信拒否で簡単にブロックできる。

同じ相手から何度も嫌なメッセージが届く場合は、この方法で対処できます。

 

 連絡先に登録されていない相手からのiMessageメッセージを

自動で「不明な差出人」フォルダに振り分けることも可能で、

振り分けられたメッセージに貼られたリンクは、差出人を「連絡先」に追加するか、

そのメッセージに返信するまで開けなくなる。

なお、iMessage以外の差出人不明のメッセージも

「不明な差出人」フォルダに振り分けられるが、貼られたリンクは開けるので注意しよう。

 

そもそも何故迷惑メールが届くのでしょう…

 

迷惑メールが届くのは、ショッピングサイトやプロバイダなどが、

情報漏洩した場合に限らず、アドレス収集者があらゆる手段を使って

私たちのアドレスを探し出しているのです。

 

また、情報収集目的の悪意あるサイトにメールアドレスを登録してしまい、

迷惑メール送信業者に知られてしまう。

さらに、アドレス収集者は、メールアドレスをランダムにまたは予測して

無差別に送信し探し当てるという方法も使っています。

 

迷惑メールをごみ箱に自動で転送

わざわざ手作業でゴミ箱に移動させるのも面倒なので放置している人も多いだろう。

そんな場合は、「受信拒否送信者」に指定した相手からのメールを受信した際に

自動でゴミ箱に移動させる機能を使うと便利。

削除がより簡単になるのに加え、アプリを開いたときに迷惑メールの嫌な文章が目に入らなくなる。

この機能を使う場合は、まず「設定」で迷惑メールが自動でゴミ箱に送られるように設定しよう。

 

 続いて「受信拒否送信者としてマーク」をオンにして、

特定のアドレスを迷惑メールとして認識する「受信拒否送信者」に指定できるように設定。

最後に「ゴミ箱に入れる」を選択。

このとき、「受信に残す」を選択すると、

迷惑メールはそのまま受信フォルダに残るものの、

受信拒否送信者からのものであることを示すマークと、

「このメッセージは受信者拒否リストに登録された送信者からのものです。」という警告文が表示される。

一応は目を通しておきたい場合はこちらを選んでおくこと。

 

 あとは、迷惑メールを開いて「差出人」のメールアドレスを2回タップし、

受信拒否送信者に指定するだけ。

次回以降、指定のメールアドレスから送られるメールを受信すると、

自動でゴミ箱に移動する仕組み。

 

いかがでしたでしょうか。以上がiPhoneの基本機能ですぐできる対策です。

なお、もっとしっかり迷惑電話対策をしたい、

複数のアドレスから大量に迷惑メールが届いて困っているといった場合は、

各キャリアのオプションを使用しての対処することをオススメします。

 

source:livedoor NEWS

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