【これは故障?】iPhoneのイヤホンジャックから音が出ない時の対処方法

[公開日:2018/01/21]

こんにちわ。

ダイワンテレコム池袋東口店でございます。

photo by digimonostation

 2016年9月頃に発売されたiPhone 7/iPhone 7 Plusには IP67 等級の「防沫・防塵・耐水性能」が搭載されましたが、その反面イヤホンジャックが非搭載となり、iPhone 7以降に発売されたiPhoneモデルも同様な仕様が続いています。同年、iPhone 7と共に発表されたワイヤレスイヤホン「AirPods」の登場により、ワイヤレスイヤホンにシフトチェンジするユーザーが増えましたが、やはりイヤホンジャック非搭載に不満を抱えるユーザーも多く占めているようです。iPhoneの新しいモデルにイヤホンジャックを再び搭載して欲しいという期待の声が多く寄せられていますが、「防沫・防塵・耐水性能」と「AirPods」などのワイヤレス機器をセールスポイントとしているAppleは、今後、再度イヤホンジャックを搭載したモデルを発表することはないのかもしれません。

 

photo by Apple

 AirPodsのようなワイヤレスイヤホンには「充電をしなければいけない」「ゲームをしている時に遅延が発生する」などのデメリットをいくつか抱えており、更に市販で販売されている有線のイヤホンよりも高いことからなかなか踏み込みにくく、故障するリスクを踏まえるとまだ有線のイヤホンの方が良いのかもしれませんね。

 

経年劣化による故障

 

photo by theverge

 iPhone 6sはイヤホンジャックを搭載した最後のモデルとなっていますが、昨年で2年目を迎えたことにより経年劣化による不具合が懸念されるモデルでもあります。その不具合の中で最も多く寄せられているのが「イヤホンジャックの故障」です。イヤホンジャックを差しても反応しないといった不具合は、日常使用している方にとってはとても致命的です。そこで、今回のブログでは突然イヤホンジャックが効かなくなってしまった時の対処方法4つご紹介したいと思います

 

(1)まずは再起動

 iPhoneの不具合は再起動で改善するケースが多いため、まずは一度試してみて下さい。iPhone 5~6sまでの再起動方法は以下の通りです。

「スリープボタン、ホームボタンを同時に長押し>しばらくすると画面の表示が消えます(※この時ボタンは長押しのままです)>画面中央にAppleマークが表示されたらボタンを離し、ホーム画面が表示されたら"再起動"は完了です。」

 

(2)イヤホンジャック内部を確認。

 イヤホンジャック内部に埃が入っていないかを確認します。埃が蓄積しているとしっかりイヤホンジャックを差し込めなかったり、端子の接触不良つながるので、エアーダスターなどで内部をクリーニングしましょう。

 

(3)初期化・復元

 iOSソフトウェアによる不具合の可能性があるので一度「初期化・復元」を試みましょう。初期化の際はバックアップをしっかりとってから行い、iTunesもしくはiCloudからすぐに復元出来るように準備を整えましょう

 

(4)お近くのiPhone修理店で診てもらう。

 

photo by ifixit

 (1)~(3)を試みて改善しない場合は内部パーツが故障している可能性があります。iPhoneに搭載されているイヤホンジャックは単体のパーツではなく「Lightningコネクタ、集音マイク、ラウドスピーカーケーブル」が一体型となったパーツであるため、修理をするにはLightningコネクタ本体を交換する必要があります。イヤホンジャックの故障はその他のパーツに不具合が生じていることがありますので以下の症状がみられる場合もドックコネクタ交換をすることで改善します。

 

・充電不良

・集音マイクの動作不良(Siri・音声入力で動作しない場合)

・ラウドスピーカーから音が出ない

・バイブレーター動作不良(6シリーズ)

 

 購入から1年~2年で故障することは滅多にありませんが、2年目以降は経年劣化によって不具合が生じることがあります。しかし、内部パーツ(ハードウェア)故障は部品交換で改善するケースが多いため、iPhoneの寿命と諦めずに修理を依頼してみてはいかがでしょうか。しかし、iOSソフトウェアのバージョンによってはバグによる起因の可能性があるため、1~3の対処方法を試された上で修理を検討することをお勧めしております。

 

写真:DickEY SinGifixitthevergeapple.comdigimonostation

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