スピーカーから音が出ない時の対処方法

[公開日:2017/10/26]

こんにちわ!

iPhone修理専門店

ダイワンテレコム大宮店

 

 iPhoneのスピーカーから音が出ない時はありませんか?実は、アイフォーンのスピーカーは物理的に故障することは滅多になく、実際に当店でもスピーカーから音が出なくなったというトラブルのお問い合わせはほとんどありませんでした。しかし、近頃iOSのアップデートで音が出なくなってしまったという報告が多数寄せられており、修理のお問い合わせが増えつつあります。

 

 しかし、寄せられているお問い合わせの多くは、ラウドスピーカーの物理的故障ではなくiOSのソフトウェア起因が非常に高いんです。今回のブログでは突然スピーカーから音が出なくなってしまった時の対処方法を「ハードウェア故障」「ソフトウェア(iOS)」別にご紹介したいと思います。

 

 

ハードウェア故障

 まず最初に、iPhoneのスピーカーは、メインとなる”ラウドスピーカー”が本体下部に搭載されており、音楽や動画、通知音などはすべてこの”ラウドスピーカー”から出力されます。iPhoneの本体内部の基盤(ロジックボード)は直接ラウドスピーカーとケーブルで接続されてはなく、Lightningコネクタを経由して出力の信号を送っています。音が出なくなってしまったという不具合は、当店ではラウドスピーカーの物理的故障ではなく、Lightningコネクタ起因による可能性を考え、まず最初にLightningコネクタの交換作業を行い改善を試みます。

 

Lightningコネクタで改善する不具合

 Lightningコネクタは、集音マイク、イヤホンジャック、Lightningケーブル差込み口(充電口)、ラウドスピーカー接続部が一つのケーブルに収束した部品となっています。Lightningコネクタを交換することで以下の症状が改善されます。

 

・イヤホンジャックを差しても音がでない。

・Lightningケーブルを差しても充電されない。

・マイクの反応がない。

・マイクに大きなノイズが入る。

・Lightningケーブルが奥まで差し込めない。

 

 上記の症例は最も多く寄せられるお問い合わせの内容であり、これらは落下の衝撃(外圧)、経年劣化で故障するケースが多い傾向があります。基本的にハードウェア故障の場合は、Lightningコネクタの交換で改善します。しかし、例外として”本体フレームの曲がり”がある場合はラウドスピーカーとの接触が途絶えてしまうことがあるので、”Lightningコネクタ交換+フレーム矯正”を行う必要があります。(フレーム矯正は全機種3,000円(税別)で対応しております。)

 

ソフトウェア

 iPhoneのソフトウェア”iOS”は、メジャーアップデート後のバージョンは不安定であることが多いです。その影響で、スピーカーから音が出ない、通話時にノイズが発生する、バッテリーの減りが早くなるなど、不具合が多く寄せられており、その中でも「イヤホンを差していないのに、差していると誤認識してしまってスピーカーに切り替えられない。」という症状が当店でも多く寄せられています。この症状は以下の方法で改善することがあります。

 

・まずは再起動

・マナーモードスイッチが正常に動作するか確認。(マナーモードスイッチが故障している場合は、ボタン修理をすることで改善する場合があります。)

・ソフトウェアアップデート

・電源を切り、イヤホンジャック内部をエアダスター、もしくは綿棒でクリーニング。

Siriを起動

 

 

 Siriを起動につきましては、なぜ改善するのかはわかりませんが、実際に当店でも改善した実績がございます。いずれにしても”iOS起因によるソフトウェアの不具合”は、ソフトウェアシステムのバグによる不具合ですので、上記の方法で改善しない場合は、「本体の初期化」をすることで改善を試みる必要があります。

 

 スピーカーはiPhoneの機能の中で最も重要なパーツであり、故障してしまうととても厄介です。しかし、その不具合の原因はiOSソフトウェアの可能性が高いので、今回ご紹介した対処方法を試し、それでも改善しない場合はAppleストア、もしくは当店のようなiPhone専門修理店で診てもらうことをお勧め致します。ダイワンテレコム大宮店のお問い合わせは無料でございますので、是非お気軽にお問い合わせ下さいませ!

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