iPhoneの背面カメラは長らく12MPに留まってきましたが、2022年のiPhone 14 Pro(仮)モデルでは48MPに強化されるとの有名アナリスト予測が報じられています。
アップルのサプライチェーン情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏によると、今年のiPhone 13(仮)ではminiモデルが用意されるものの、5.4インチサイズのモデルとしては13 miniが最後になるとのことです。
Kuo氏いわく、5.4インチがなくなった後も4モデル構成は続けられるそうです。これは、6.1インチと6.7インチのそれぞれに無印とProモデルが用意されての4機種となる模様。
つまり「6.7インチの標準モデル」がminiサイズに取って代わる、というわけです.
同氏の予想によりますとiPhone2022年モデルも4つのモデルがリリースされるとのことです。しかし、その内訳は比較的安い6.1インチと6.7インチモデル、およびハイエンドの「Pro」が6.1インチと6.7インチの2機種となり前述にある通り5.4インチのminiモデルは廃止になるとのことです。
更に同氏は48MPの画素数はProモデルに限られるとのこと。非Proの6.1インチと6.7インチについても48MP未満であれ画素数がアップするのか、それとも他の方法により改善されるのか、詳細には言及されていません。
センサーは48MPながらも、iPhone側での出力解像度は12MPに留まる可能性もあると述べられています。すなわち48MPで生データを取得しながらも、より詳細でノイズの少ない12MP画像に変換するスマート・スケーリング・アルゴリズムの使用を選ぶかもしれないとのこと。これは「4セル・マージ出力モード」と呼ばれ、一部のハイエンドAndroidデバイスに採用されている方式でもあります。
さらに各ピクセルの生サイズは約2.5μmとなり、iPhone 12の1.7μmよりも大幅に大きくなると伝えられています。画素が大きければ、より多くの光を取り込むことができ、ノイズを減らせるわけです。今年秋に発売とみられるiPhone 13(仮)でも12MPを維持しつつ、ピクセルサイズが2μmに増加するとも予想されています。
またKuo氏はiPhone 14ではビデオカメラシステムも改良され、初めて8K撮影に対応するとも予想しています。こちらはProモデルに限らず、4モデルとも全て利用できるそうです。
48MPや8K撮影ともなれば画像データサイズが恐ろしいことになりそうですが、iPhone13に1TB内蔵ストレージオプションが用意されるとの予想もそうした将来を織り込んでいるのかもしれません。
source:engadger
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