Photo:稲田の貯蓄日記
最近よく聞く「MVNO」って何なんだろう?
こんにちは!
iPhone修理 ダイワンテレコム池袋西口店です。
今回は、最近よく聞く「MVNO」って何だろう?って思っている方に向けての内容です。
「MVNO」…Mobile Virtual Network Operatorの頭文字をとって、MVNOと呼ばれます。
日本語では「仮想移動体通信事業者」と言います。
最近でてきた言葉にしてはわかりずらい…
移動体通信業者(MNO)というのは、NTT docomo、KDDI(au)、Softbankの大手携帯キャリアに代表される会社のことを指します。
移動体というのは、主に携帯電話やタブレットを意味しています。
移動体通信業者(3キャリア)は、携帯電話やPHSの回線網を自社で保有し、直接自社でブランドを作り通信サービスを提供する事業者です。
これに対して、仮想移動体通信業者(MVNO)は、自社で電話回線網を持っておらず、基本的にMNOに回線を借りて移動通信サービスを提供する事業者を意味します。
格安SIM
MVNOよりも格安SIMという言葉の方が皆さんなじみがあるでしょう。
データ通信回線の提供を主とするサービス形態で、「SIMカード型MVNO」と呼ばれることもあります。
この格安SIMを用いたSIMカード型のMVNOが、最近は本当に主流になってきていますよね。
周りにもお使いの方はいらしゃるのではないでしょうか?
「格安SIM」の利点
格安SIMの利点は、その名の通り「格安」であることです。
大手3キャリアの携帯利用料金に比べて、データ通信量が安く利用できるので、月々の携帯代金を安く抑えられます。
そもそも携帯をそんなに利用しない人には、ありがたいサービスでしょう。
「格安SIM」の欠点
格安SIMの欠点としては、大きく3つ。
①キャリアのサポートが受けられない
②SIMロックによって使えないものがある
③通信速度が遅い
といったデメリットがあげられます。
細かい内容では、①に集約される内容の欠点が多い印象を受けます。
②SIMロックについてもう少し詳しくご説明します。
SIMロックとは?
SIMとは、携帯電話に挿入して使用する小さなカードのことですが、日本の携帯大手3キャリアは
それぞれ自社で販売する携帯電話端末に「SIMロック」という機能を追加しています。
このSIMロックによって、その会社が販売する携帯電話は、その会社のSIMカードしか認識・しようできなくなるというややこしいものです。
日本にいるとわかりませんが、世界的に見てもSIMロックというのは珍しいんだそうです。
よく言葉を間違える人がいますが、「SIMフリー端末」と「SIMロック解除済の端末」とでは、意味が異なりますので皆さんお気を付けください。
・「SIMフリー端末」:最初からSIMロックのかかっていない端末、どのキャリアのSIMカードでも使用可能
・「SIMロック」解除端末:SIMロックのかかった端末のロック手続きによって解除し、全キャリア対応になった状態の端末
というわけです。
また、この言葉の使い方を間違えると、携帯を買い取りに出す場合などで問題になる場合があります。
カッコつけて、SIMロック解除端末のことを「この携帯、SIMフリーなんだぜ」なんて言わないようにお気を付けください。
今回はここまでです!