Photo:Apple
いよいよドイツでもApple Payの利用が可能になる見込みです。
Appleの電子決済サービス「Apple Pay」が、近く、ドイツでも利用開始となる事が分かりました。
現地時間11月5日には、ドイツのHVBやBunqなどの銀行が、顧客に向けたApple Payサポートの開始を伝えるメールを送信しています。
Apple Germanyでも近日開始を告知
Photo:Appleサポート
Apple GermanyのWEBでは、すでにドイツでのApple Pay開始をアナウンスしており、サービス内容の解説や、対応するクレジットカードや銀行などの金融機関がロゴ入りで紹介されています。
これまでAppleは、2018年末までにドイツでのApple Pay導入を発表していましたが、具体的な導入時期は明らかにされていませんでした。しかし、これで間もなくドイツ国内でもApple Payが利用開始となるわけです。
実はApple Payをまだ導入していない国は多い
最近になって、ベルギーでもApple Payのサービス開始が報じられていましたが、実は、グローバル的にはまだApple Pay未導入の国々は少なくありません。
こちらは、アジア太平洋地域のApple Pay導入国ですが、お隣り、韓国が含まれていませんし、東南アジアではほとんど導入国がありません。
こちらは、ヨーロッパのApple Pay導入国です。
主要国の中では、近日開始のドイツ、開始報道のあったベルギー、その他、ポルトガルやオランダなどが含まれていません。
南米や中東に至っては、ブラジルとアラブ首長国連邦以外でApple Payを利用する事はできません。
2016年のiPhone7/7Plus発売ですでに導入済みの日本から見ると不思議な感じがしますが、「おサイフケータイ」としてガラパゴス的に電子マネーが普及してきたことが、日本のApple Pay導入を早めた要因かもしれませんね。