iPhone修理のダイワンテレコム新宿本店でございます。
今ならこんな不幸な事件は起きないかもしれませんが、両親や親戚がオールドカーファンだったら起こりうる、ちょっと驚くような珍事が起きました。
ある男性がFacebookに「車についていたiPhoneのDockが壊れているよ」と投稿します。
男性はこれからドライブに出かけるところだったのでしょう。自分の好きな音楽を楽しもうと思い、車に付いているDockにiPhoneを挿入して再生やシャッフルボタンを押したのですが、いつまでたっても音楽は再生されません。ついにちょっと頭にきたのか「音楽が再生されない」という内容のメッセージと共に、その様子を写真にとって投稿したのでした。
その写真を見て愕然としました。その男性はカーステレオにあるカセットテープを挿入するところにiPhoneをいれて、再生やシャッフルボタンを押していたのです。
昔、車で音楽を聞く方法はラジオかカセットテープしかありませんでした。カセットテープに好きな音楽を編集して録音し、ドライブ時にかけるというのが当たり前だったのです。ですが今ではiPhoneやAndroidスマートフォン、またはUSBメモリなどをカーステレオに挿入するだけで、収録された音楽を楽しむことができるようになっています。だから今時の若い人たちはカセットテープはかろうじて知っていても、カーステレオのカセットデッキを知るはずがありません。
車に乗ったらちょうどiPhoneが入りそうな挿入口があって、下にプレイやストップなどのボタンがあれば「iPhone用のDockだ」と思ってしまったのでしょう。そう思ってiPhoneをカセットテープの挿入口に挿しても、再生することはできません。何も出来ないことに気がついた男性は「この車のiPhone用のDockが壊れているよ」と思ったわけです。
しかし彼を襲った悲劇はこれだけではありません。
音楽が聞けないならとカセットテープの挿入口に挿していたiPhoneを取り出してみると、その表面は傷だらけでした。カセットデッキの中の数々の部品が、iPhoneの当たり傷をつけてしまったのです。
この傷だらけのiPhoneを見てDockが壊れているだけじゃなくて、大事なiPhoneにも傷をつけられたことで、彼の怒りは頂点に達しました。
そして怒りのFacebook投稿となったのでした。
しかしこの様子を伝えた海外情報サイトのCult of Macでは、この投稿者が「Apple Carの初期モデルだと思ったのではないか」とか「すべてのカセットデッキがそう見えちゃうかも」といった感じで、この行動を本気にしておらず、一つの「ネタ」ではないのかといった雰囲気で伝えています。
以前、小学生から中学生ぐらいまでの子供たちにウォークマンを見せて、どのように使うのかを考えさせるような番組を見たことがあります。全員がどのように扱うのかを知らず、いろいろな回答が出てきて子供の発想力に脅かされましたが、正解を教えると「ありえない」といったリアクションでした。
そう考えるとこの男性がカセットテープの挿入口を見て、iPhone用のDockだとおもっても仕方がないのかもしれません。ただ知らないことで、不幸な事件が起きてしまうのは避けたいものですね。
引用元:iPhoneMania
引用元:Cult of Mac
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