ドコモ新料金ギガホ・ギガライト発表、充分対抗可能なMVNO

こんにちはダイワンテレコム渋谷店でございます。4月15日、NTTドコモはかねてより予告していた新たな分離プランを発表しました。発表された新料金プランは2つで各々「ギガホ」「ギガライト」の名称で、先行しているauやSoftbankのプランと同等の内容でした。どんなプランが出てくるかと思いきや、意外にも格安通信各社にはあまりダメージがなさそうです。

 

ドコモ新料金ギガホ・ギガライト発表、MVNOと料金比較

 4月15日、NTTドコモはかねてより予告していた新たな分離プランを発表しました。発表された新料金プランは2つで各々「ギガホ」「ギガライト」の名称で、先行しているauやSoftbankのプランと同等の内容でした。

内容によっては、6年ぶりにNTTドコモへ里帰りしようか…等と、インパクトのある、ある意味で「MVNO潰し」のような割安プランも期待していたのですが、事前予告して盛り上げた割にはプラン内容に新鮮味がなく、「これならMVNOの方がいい」と思ってしまいました。

反面、格安通信好きの筆者としては、MVNOはまだまだ生き延びられる領域が残されたと思いますし、適材適所の共存も可能ではないかと感じました。

ギガホは、ネット使い放題プラン

「ギガホ」はデータ定額タイプのプランで、通話+データ通信+ネット接続(SPモード)がセットになったパッケージプランで、大容量30GBの高速容量を割安に使えるのが特徴です。

最大30GBまで高速データ通信を使え、30GBを使い切った後は「1Mbps」で通信可能というもので、従来の通信速度制限128kbpsに比べ、低速時でも実用速度の目安と言われる1Mbpsを提供するのが特徴です。

厳密に言えば、高速データ通信の「使い放題」ではありませんが、1Mbpsが保証されるのであれば、充分に「ネット使い放題」を称しても問題ない速度と思われます。この辺りは、今秋にMNOとして参入する楽天モバイルを意識しているのかもしれません。

何も割引を加えない本来の基本料金は6,980円で、従来の「シンプルプラン+ウルトラデータLLパック(30GB)」(9,280円)と比較して、24.8%≒25%割安な料金設定となっています。「ギガホ」は、先行するau・Softbankの、「フラットプラン」「ウルトラギガモンスター+」を踏襲した格好です。

ギガライトは段階制データ定額プラン

「ギガライト」は段階制のデータ定額タイプのプランで、通話+データ通信+ネット接続(SPモード)がセットになったパッケージプランで、最小1GB~最大7GBを4段階に分け段階的な料金を設定しています。

料金は、1GBまで:2,980円、3GBまで:3,980円、5GBまで:4,980円、7GBまで:5,980円で、契約内容によって、-1,000円ずつの減額とする事が可能です。データ利用が7GB超の場合には、「ギガホ」とは異なり、従来通り128kbpsに速度制限が行われます。

最小容量1GB利用時の料金1,980円だけを見れば、MVNOにも対抗し得るような「割安イメージ」を持ちますが、実は、この料金を実現するには諸条件があり、誰でもこの金額になる訳ではありません。

1GB利用時月額1,980円にするためには、「みんなドコモ割」で3回線以上を契約する必要があり、3人で契約できないユーザーはこの料金で利用することができません。

この3回線契約で「1,980円」をもって、「4割値下げを実現した」と言われても、「なるほど」とは思えません。1人で使っても4割値下げでないのなら、それは「言葉のマジック」という印象です。

かけ放題はセットされていないので別料金

通話に関しては、「ファミリー割引」の家族間は通話無料となりますが、「ギガホ」も「ギガライト」もかけ放題サービスはパッケージに含まれず別料金となるため、家族以外との通話は基本通話料20円/30秒がかかります。

 ・ 5分通話無料オプション(5分以内かけ放題):月額700円

 ・ かけ放題オプション(時間無制限かけ放題):月額1700円

ギガホは格安SIM並みに安い

 

こちらは、ドコモの新プラン「ギガホ」+かけ放題と、MVNO各社の30GBプラン+かけ放題料金の比較です。

UQmobileに30GBプランがないため、1GB当りのコストを出し、30GB換算して比較しています。

こうして一覧で比較して見ると、「ギガホ」はかなり割安な設定で、MVNOと対等に伍する事ができる料金設定で有る事がわかります。

ドコモでは、「2回線なら」「3回線なら」と、他回線契約がお得と訴求していますが、1回線での利用でもMVNO並みの料金であり、その上、通信速度はUQmobile以外のMVNOとは段違いの速さです。

※ちなみに、UQmobileは「ワンキュッパ割」によって、2年契約の初年は月額-1,000円となります。

通話が多いユーザーにはMVNOが若干有利

ギガホは、惜しむらくは大手キャリアゆえに、プレフィックス電話などの「料金半額サービス(アプリ)」の提供がなく、「かけ放題」や「家族間」などの無料通話部分以外では、基本通話料20円/30秒で課金される処です。UQmobileを除くMVNOの場合には、かけ放題が「10分」である事も優位点ですし、かけ放題後の通話料が「半額通話サービス」によって、10円/30秒で通話を継続できる点でギガホより有利かと思います。

汎用「半額通話サービス」+「かけ放題」を使える

ドコモでかけ放題オプションを契約するより、「G-Call」等の汎用「半額通話サービス」を利用して、通話料を10円/30秒に抑える方がお得かもしれません。

「半額通話サービス」だけでは、ドコモの「かけ放題」との連携ができないため、かけ放題後の通話料を10円/30秒にする事ができないため、かけ放題もG-Callにしてしまえば、かけ放題後の通話料を10円/30秒にする事が可能です。G-Callの「10分かけ放題」は月額800円です。

ギガライトを使うなら格安SIMの方が断然お得

※UQmobileは2年契約の初年は月額-1,000円となります。

こちらは、「ギガライト」と、格安通信各社の料金を比較したものです。

「ギガライト」は、1GB利用時2,980円と大手キャリアとしては頑張った料金と言えますが、先行するauのピタットプランと同等であまりインパクトはありませんでした。

「ギガライト」は、データ量消費を抑えたいユーザーの利用が多いと考えられるため、実際の利用は1~5GB程度に集中すると思われる事から、中間点の3GBで料金を比べてみると、明らかに格安通信各社の料金が割安で有る事が良く分かります。

格安通信には従量課金制(使った分だけ支払う)を採用するサービスは少ないのですが、日本通信が提供する「b-mobile S 990ジャストフィットSIM」は1GB~15GBの従量課金制で、かなりリーズナブルな料金設定となっています。ギガライトの30~35%の料金設定で割安感が高いプランです。

さらに、最低利用期間が4か月間と短いのもメリットの1つです。

DMMモバイルは、固定課金制(毎月データ容量ごとに料金が決まっている)ですが、料金区分が非常に細分化されており、ユーザーの利用量に応じて容量を選ぶ事ができますが、こちらも「ギガライト」の35~40%程度の料金となっています。

UQmobileは、ドコモと同じ2年契約+自動更新ですが、プランS(3GB)でも、プランM(9GB)でも、「ギガライト」よりも割安な料金設定となっています。

プランS(3GB)の2年間の平均料金2,480円は、ギガライトよりも月額1,500円割安な料金設定となっています。

通信速度でも実用速度を確保しているMVNOも

NTTドコモ回線を利用する事のメリットの1つが「通信速度」だと前項でお話しましたが、例えばUQmobileは、大手キャリア同等の通信速度を維持し、時間帯と場所によっては大手キャリアを上回るほどの通信速度を誇ります。

また、日本通信b-mobile Sも、朝夕・昼時の通信集中による速度低下が起こりやすいピーク時でも、2~3Mbpsを確保できており、通常時には10~20Mbpsをコンスタントに出せる実力派の格安通信サービスです。

格安通信のほとんどは、大手キャリアに比べて通信速度が遅いのは事実ですが、数少ないながら、中には大手キャリアを凌ぐ速度を出せる事業者もいますし、大手キャリアよりは遅めでも、実用性を失わない速度を維持できているMVNOもあると言う事に注目してください。

ドコモ新プラン「ギガホ」「ギガライト」まとめ

5月22日からプラン変更予約の受付が開始となり、6月1日から実際のサービスの提供が開始となりますが、大容量定額プランである「ギガホ」は、料金的にもかなり割安で、通信速度や品質を考えると、「ギガホ」のチョイスは充分「あり」ではないかと思います。

事業者を選べば、格安通信の方が若干割安にできますし、通話に関してはMVNOの方が若干使い勝手はいいのかな…と感じますが、絶対的な差ではなく、MVNO有利とは言いずらいものがあります。

「ギガライト」に関しては、大手キャリアお得意の「上手く表現で誤魔化される」パターンに感じました。

実際に料金を比べてみれば一目瞭然ですが、格安通信サービスの料金の方が圧倒的に割安で、3回線まとめて契約すれば「1,980円」というプライスタグに誤魔化されずに、しっかり内容を見る事が重要です。

何も条件なしに、1.000~2,000円程度で3GB容量を使える格安通信の方が料金的にお得で有る事は言うまでもありませんが、大手キャリアのメリットである通信速度においても、UQmobileやb-mobile Sなど、充分競合できるレベルの格安通信もあるので、見かけに誤魔化されない事が重要と感じました。

もっとMVNO各社を追い込むような料金プランの登場を恐れていましたが、auやSoftbankの先行プラン追従に終わり、格安通信好きの筆者としてはホッとしたと言うのが本音です。

「ギガホ」は回線を保有する大手キャリアの良さが出たプランと感じます。

30GBの大容量をこの料金で提供し、さらに、速度制限後も1Mbpsを確保できるとなれば、大容量派のユーザーには好評を博すのではないかと思います。

一方の「ギガライト」は、正直あまりインパクトがないと言うか、この程度なら格安通信の方が良いと感じられるレベルでした。

本編でも書きましたが、通信速度や品質に問題がないMVNOを選んでも、ギガライトの30~40%程度の料金で利用できる格安通信が複数ありました。

中でも、UQmobileの絶対的な通信速度での信頼感や、b-mobile Sの料金の安さと通信品質の絶妙なバランスの良さを改めて意識する事となりました。

「ギガライト」を検討するのであれば、ぜひ、格安通信も併せて検討して頂きたいと思います。

 

参考URL:NTT docomo

画像ULR:NTT docomo

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