5GiPhoneに光明?Huaweiが5Gモデム供給の可能性

[公開日:2019/04/18]
筆者: 梅田店

こんにちは

アイフォン修理のダイワンテレコム大阪梅田駅店です。

 

5Gモデムの調達に苦戦し、2019年モデルはおろか、2020年モデルでさえ5GiPhoneを発売できない公算が強くなり、苦境に立たされているAppleに対して、驚く様なところから救いの手が差し伸べられるかもしれません。

 

米Engadgetの情報筋によれば、Huaweiは自社開発の5Gモデム「Balong5000」を、自社以外に初めて販売する「道を開いている」との事で、その相手がAppleだと言うのです。

 

米Engadgetの問合せに対して、Apple、Huawei双方ともコメントを発表していません。

 

 

供給されれば5GiPhoneは実現するが可能性は低い

まるで夢のような話しで、米中の貿易摩擦の代理戦争を戦っているようなAppleとHuaweiが手を結べば、Appleを苦境に陥れている「5Gモデムの供給」問題は一気に解決するかもしれません。

 

しかし、諸般の事情を勘案すると、その「夢」の実現はかなり厳しいと言わざるを得ないでしょう。

 

Appleは、Intelの開発の遅れによって5GiPhoneの発売を見通せない状況にあり、Intelに対して信頼を失ったと報道されるほど、両社の関係は円満とは言い難いものがあります。

 

Appleは、元々はクアルコムのモデムを使用していましたが、現在の関係は世界中で訴訟合戦をする敵対関係にあり、Intel以外にも5Gモデムを求めましたが、「Media Tek」の製品はAppleの要求水準を満たせず、Samsungの品質は申し分ないものの、すでにOLEDパネルの調達を依存している事から、Apple側が乗り気ではないようです。

 

そうかと言って、もし仮に本当にHuaweiが手を差し伸べているとしても「はいそうですか」とその手を握り返す事は、米政府、トランプ政権のHuaweiに対する異常なまでの警戒感を考えれば、難しいと言わざるを得ません。

 

Huaweiに関しては、過去に、HuaweiがAppleのサプライヤーに対して、大量の注文を行う代わりに、Appleの企業秘密を盗み出そうとしたとの報道が出た事もあって、Apple自身がHuaweiを警戒している可能性もあります。

 

また別の見方をすれば、アメリカを代表する企業であるAppleの苦境に手を差し伸べることで、米政府の印象を好転させ、米国や、同盟国・友好国でのHuawei排斥を弱めたい意向があるのかもしれません。

 

あれこれと考えてみると、Huaweiの独自開発5Gモデムが、新型iPhoneに搭載されてデビューするという将来は考えにくいと言わざるを得ないのかもしれません。

source:Engadget

Photo:aolcdn.com

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