Apple Watch、旧型の心拍センサーでも人命を救える

[公開日:2019/04/18]
筆者: 渋谷店

 

Apple Watch Series 4ECG機能が人命を救ったというニュースは世界各国で報告されており、もう珍しくなニュースとなりましたが、今回は、旧型Series 3の心拍センサーでも人命が救われたとの事で、改めて驚かされました。

 

米大手掲示板「Reddit」に、あるユーザーがApple Watchによって命を救われたと投稿しています。

 

彼は、自宅のベッドに横になってテレビを見ながら、自家製のブリスケット(前足の付け根あたりの柔らかい肉を使った料理)を楽しんでいたところ、Apple Watchが心拍数の異常(AF=心房細動)を伝えてきたのだと言います。

 

まだ以上を自覚していなかった彼は、自ら救急隊を呼びましたが、救急隊が到着し彼を発見した時にはすでにショック状態に陥っていたそうです。

 

彼は、移動中、酸素吸入をし、「AEDパッド」を身体にかけられながら、直ちにERへと搬送されましたが、幸いにもAEDが使用される緊急事態には至らずに済んだようです。

 

 

 

ERの医師は、専用のECG装置で心電図を取り、彼の心臓の鼓動が非常に早い事を発見しましたが、これは、Apple Watchのアラートを裏付けています。

 

医師は、最終的に彼の症状は「上室性頻拍(突然脈拍数が速くなり動悸を感じる不整脈で最も多い)」だと診断しました。

 

発作性上室性頻拍は、突然生じてしばらく続き、突然止まる動悸や胸部の違和感や不快感として自覚されますが、通常時の頻拍が発生していない状態では心電図も正常なので、健康診断でも異常を発見しにくいとされます。

 

今回のようにApple Watchがなければ、救急隊に連絡する事もできないままショック状態に陥り、彼の命は危険だったかもしれません。

 

 

 

日本では、Apple Watch Series 4ECG機能は認可されておらず、 Series 3までの心拍センサーとしてしか機能する事ができませんが、今回の事例によって、旧モデルSeries 3であっても、ECG機能が使えない日本でのSeries 4であっても、充分、心臓の異常をアラートできる事を証明した格好です。

 

彼は「人命を助ける素晴らしいアクセサリーと道具を作ってくれて100%アップルに感謝します」と述べています。

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