皆さんこんにちは!
ダイワンテレコム金沢店です!
本日は天候がよいこともあり、
人通りも多くなってきましたね(*^^)v
本日はiPhone修理店ならではの、
パーツごとでどのような原因で
故障につながっているのか?
についてご紹介したいと思います。
まず当店で修理を施している
各種パーツをご紹介致します!
①フロントカメラ
②イヤースピーカー
③リアカメラ
④ラウドスピーカー
⑤バイブレーション
⑥ドックコネクター
⑦ホームボタン
⑧ロジックボード
⑨バッテリー
本日はこちらの
『ラウドスピーカー』に焦点を絞り
詳しくご紹介していきたいと思います。
ではまず初めにラウドスピーカーの
パーツについてご紹介致します。
ラウドスピーカーはiPhone本体の
Lightningコネクタ付近に搭載されており、
主に電気振動を音響振動に交換して
音波を発生するパーツです。
ラウドスピーカーが備わっていることで、
電話の呼び出し音やアラーム音、
音楽、またSiriなどの音声認識を
このラウドスピーカーの役割を果たしています。
次にラウドスピーカーが
故障する原因についてです。
実はラウドスピーカーは、
物理的に故障することは滅多になく
唯一故障する原因としては、
iPhoneが水没した場合のみです。
『iPhoneから音が出なくなった』
という不具合はラウドスピーカーが
直接関係していることは考えにくいです。
主な不具合の症状として
上げられる症例をご説明いたします。
①本体から着信音が鳴らない
音楽や着信音が聞こえないなどの不具合は
iOSのソフトウェア起因による
可能性が高く報告されている事例の多くは、
イヤホンジャックを差していないのに差したと
誤認識するという症状です。
iPhoneは通常、イヤホンジャックに
イヤホンを差し込むとラウドスピーカーからの
出力が停止しイヤホンを抜くと
ラウドスピーカーの出力に
切り替わる仕組みになっています。
しかし、iOSのバグで、
イヤホンを抜いてもラウドスピーカーの
出力に切り替わらないという
不具合が報告されており、
これはiPhoneの再起動、
iOSソフトウェアアップデートで
改善を試みる必要があります。
一部の報告では「Siriを起動」
することで改善したという事例があります。
➁Ligthningケーブルの故障
iPhoneのラウドスピーカーは
ロジックボード(基盤)と
直接繋がっているわけではなく、
Lightningコネクタを介して
ラウンドスピーカーに信号を送っています。
Lightningコネクタが故障すると
ラウドスピーカーへの信号が断たれてしまい、
出力音が出なくなってしまいます。
Lightningコネクタは
経年劣化で故障してしまうことがあり、
この場合、Lightningコネクタの交換で
改善する可能性があります。
また、本体フレームが
変形(曲がり/歪み)することで、
Lightningコネクタとラウドスピーカーの接触が
断たれてしまう可能性があるので、
フレーム矯正が必要な場合があります。
➂音割れなどの不具合
長時間大音量で音を鳴らすと
「音割れ」「ノイズ」「出力音が小さくなる」
といったラウドスピーカー本体が
故障してしまうことがあります。
また、水没させてしまった場合も
同様の症状の他に「音がこもる」
という症状がでてしまいます。
これはラウドスピーカーを
交換することで改善します。