iPhone(アイフォン)の防水機能とは

[公開日:2019/03/24]

おはようございます❅

新潟のiPhone修理店の「ダイワンテレコム新潟店」です!

本日はiPhoneの防水機能についてご説明していこうと思います。

 

初の≪防水対応≫で話題になったiPhone7が発売されてから約3年がというタイミングで一度振り返っていきたいと思います。

なぜならiPhoneユーザーの皆様。。。

〝防水〟と〝耐水〟や使用時の環境(室温・湿度・水温)などを理解しないまま使用しているケースが大半だからです!!

 

今回はそんなiPhoneの防水性能はどの程度なのか。どういった状況で防水が発揮されるのか。水没してしまった際の対処法などを学んで頂ければと思います。

 

iPhone7~Xまでの防水について

2016年に大きな話題を呼びましたiPhoneの防水対応の発表。(この時すでにXperiaなどのAndroidスマホは防水の性能搭載されてました。)

iPhone7の発表時には全国的にiPhoneユーザーが増えてましたのでこの発表に歓喜した人は多いのではないでしょうか。。

 

しかし、この発表があったiPhone7ですが大きな落とし穴があったんです!!

それは、「iPhoneは完全防水ではない」ということです。

防水機能として発表はされていましたが多くの方が〝完全防水〟と勘違いしてしまい、その結果、全国の皆様を悩ませる結果となったのです。。

 

シリーズでいくとiPhone7.iPhone8.iPhoneXのシリーズが防水規格IPX7等級になります。

ではIPX7等級とは何ぞや。という方に向けて説明していきます。

 

国際電気標準会議で定められた機器の保護性能「IPX7等級」とは

iPhone7シリーズから最近のiPhoneXシリーズまで実はこの「IPX7等級」という規格で作られているのです!!

IPX7等級とは、国際電気標準会議で定められた機器の保護性能を表す規格の1つ。iPhoneはIP67等級をクリアしており、この場合、防塵等級「6級」と防水等級「7級」をクリアしていることを示します。

以下の図が等級を内容を表しています。

 

この図を見てわかるようにiPhoneXまでのシリーズは〝多少の水没(瞬間的な水没)〟には耐えられるものの、〝継続的な水没〟に関しては耐えられない仕様となっているのです。

 

Appleの公式サイトでも以下ように説明がされています。

”iPhone は防沫・耐水・防塵仕様となっています。IEC 規格 60529 の IP67 等級に従って制御された実験室条件の下で試験を実施済みです。防沫・耐水・防塵性能は永久的に持続するものではありません。通常の使用状態でも耐性が損なわれる場合があります。水濡れによる損傷は、保証の対象外となります。”

なんとよく見ると〝防水〟ではなく〝耐水〟と記載されているんですね!

 

浴室でのiPhone使用はNG!!

iPhoneは〝防水〟ではなく〝耐水〟とはいえ、長時間水没や濡らしたりすることがなければ大丈夫なんじゃない??

と考えているあなた!!考えが甘いです!!

iPhoneの防水に関して最も注意しなければならないことは「防水試験では水温や湿度、入浴剤などは考慮されていない」ということなんです。

つまり、浴室のお湯であったり、水蒸気や入浴剤の成分などがiPhone内部に入り込んで故障する可能性が大いにあるんです。。

実際に当店にご来店されたお客様も「落としたりした記憶はないけど、朝起きたら画面がつかなくなっていた」というケースで画面を外して端末の中を確認したところ、湿気などが端末に入り込みシステム基盤を故障させていたという事例が数多くございます。

そういったケースがあるので故障の危険を承知の上で浴室でiPhoneを使用するのかを考えてください。また、使用するのであれば必ず専用の防水ケースを購入するなどの対策をしてください。

 

水没時の対処法

これから紹介するのはあくまで応急処置になります。

水没してしまったらお近くの修理店へ行ってください。

もちろんダイワンテレコム新潟店(ビルボードプレイス4階)でもiPhoneの水没修理を行っております!!

 

①必ずiPhoneの充電を切る

水没してしまった際は必ず電源を切ってください。電源が入った状態で放置していると中に入ってしまった水が原因でショートしてしまう可能性があります。

②水分をふき取る

本体に付着した水分をふき取り、できるだけ水分がついてないようにしましょう。

(コネクタ部分も綿棒などを使ってふき取ってあげましょう。)

③SIMを抜く

SIMカードに水が付着すると通信障害を起こす可能性があります。大切なデータを失わない為にも必ず抜いて保管しておきましょう。

(※この対処を行っている中でドライヤーで乾かすなどは端末へのダメージが進行する恐れがある為お勧めしません。)

 

最新のiPhoneXSやiPhoneXSMAXは「完全防水」??

最近発売されたiPhoneXSやiPhoneXSMAXはIEC規格60529に基づくIP68等級に適合しているようです。性能つまり、iPhone XSとiPhone XS Maxはようやく「完全防水」といえる防水性能を搭載したといえるかもしれません。

 

しかしながらAppleの文言では以下のような表記がされている為、やはり使用環境や経年劣化などによって機能は低下するようなので注意が必要です。

〝iPhone XS および iPhone XS Max は、IEC 規格 60529 に基づく IP68 等級 (深さ 2 m まで、最長 30 分間) に適合しています。iPhone XR、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus は IEC 規格 60529 に基づく IP67 等級 (深さ 1 m まで、最長 30 分間) に適合しています。防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。水濡れによる損傷は、保証の対象外となります。〟

 

皆様もiPhoneの使い方には十分気をつけて、大切なiPhoneを長く使用できるようにしましょうね!!

 

 

新潟店 修理内容紹介

【iPhone(アイフォン)】

画面割れ / 液晶不良 / バッテリー交換 / 充電差し込み口修理 / スピーカー修理 / カメラ修理 / ホームボタン修理 / 水没修理 / 基板修理  ...etc

【iPad(アイパッド)】

画面割れ / 液晶不良 / バッテリー交換 / 充電差し込み口修理 / 基板修理  ...etc

Photo:国際電気標準会議

source:Apple

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