iPhoneは将来的にAppleWatchと同じディスプレイを使用する事で更に省電力化が進むのではないかと言う見解が韓国のメディアThe Elecにて報じられています。
現在のAppleWatchのディスプレイは低温ポリシリコン酸化物(LTPO)と呼ばれる技術が採用されていて、使用状況によって電力を自動で抑えると言った機能が備わっています。
これによりAppleWatchの寿命や駆動時間を伸ばしているのですがこれは現在のiPhoneのディスプレイには搭載されておらず、この機能を使う事は出来ません。
現段階で実現できない大きな理由は製造コストでiPhoneなどの大きなパネルとして使用するとしても端末自体が非常に高価なものとなってしまいます。
しかしながら、将来的にはiPhoneにもこのディスプレイを搭載し一つの端末をより長く使用できるようになるのではないかと予想が立てられており、調査会社IHS MarkitによるとiPhoneに採用されている方式のディスプレイと比べてAppleWatchに使用されているディスプレイの方が消費電力が5%〜15%程度少なくて済み、バッテリー持続時間の改善が期待できると述べています。
現在、iPhoneのバッテリーの寿命は500回ほどの充電と発表されており、一日一回を目安にすると2~3年と言われています。
バッテリー自体の劣化が始まると正規店もしくは修理店へ出さない限りは基本的には買い替えとなりますが、今のiPhone市場的に2~3年に一度のルーチンで高価な端末を買い替えるのは少しばかり厳しいので、この技術が発展しもっとバッテリー自体の寿命が延びた端末が登場するのを非常に心待ちにしています♪