
こんにちはアイフォン修理のダイワンテレコム渋谷店です。
新型コロナウイルスの影響でiPhone新機種の生産が遅れたり、発売が遅れたりするのではないかと危惧されていますが、今年秋に発売される予定のiPhone12は5Gに対応するのではないかと言われています。
そのアンテナの製造が自社なのか、どこか企業に委託するのか気になるところですが、少し紹介させて頂きます。
5GモデムはQualcom製、アンテナはApple製か
2020年秋の「iPhone12」には、Qualcom製の5Gモデムは搭載されるものの、組み合わせられるアンテナはQualcom製ではなくAppleが自前で開発したものが使われるみたいです。
こちらの情報はAppleの計画に詳しい人物というそこそこ怪しい情報をもとにFastCompanyが伝えたそうです。
AppleがQualcom製アンテナを採用しないのは、Qualcom製アンテナを搭載するとアイフォンの本体が厚くなってしまうからという理由と、長い法廷闘争の末に和解したと言えロイヤリティーを払い続けているのでこれ以上Qualcomに対しての支払いを増やしたくないという理由があると考えられます。
AppleはIntelのモデム事業を買収しており、その技術を活かして早期に自社製の5Gモデムとアンテナを製品化hしたいという思惑があるとも言われております。
開発・製造の難易度が高い5Gアンテナ
5Gアンテナは、従来よりも高い周波数を使いので設計・製造が難しいとされて来ました。
また「iPhone12」の5Gアンテナは、アンテナを動かさずに複数方向の電波を制御可能なフェードアレイ型アンテナが採用され、アンテナは2つの部位で構成されるとFastCompanyは報じています。
過去には独自アンテナで失敗も
Appleは。独自開発のアンテナをこれまでに2度採用しているものの、iPhone4では端末の持ち方によっては通話が切れてしまう「アンテナゲート」問題が発生したほか、最近のアンテナでは消費電力が大きいという問題が発生したばかりです。
なかなかAppleはアンテナ開発に大きな成功はまだ出来てない印象に思えますね。
なお、「iPhone12」の5G通信については著名アナリストのミンチー・クオ氏が上りリンクは2X2MIMOに対応しない可能性があると予測をしたばかりみたいです。