iPhoneの独立系修理事業者へAppleによる認定プログラムが開始

今回、発表された同プログラムは、AppleCare等の保障対象外のiPhoneを修理する修理業者が対象となっています。

これにより、同プログラムの認定を受けた事業者へ、純正部品、Apple推奨の修理ツール、トレーニング、修理マニュアルが供給可能となります。

Appleは事前に、北米、ヨーロッパ、アジアの20の修理事業者を対象に同プログラムを試験的に実施していたそうです。

提供開始は、アメリカからとなり他の国々への提供も順次拡大していく予定となっています。

認定取得には、Appleが提供するオンラインテストに合格して認証を受けた技術者が必要となっており、なんと申込は無料としています。

申し込み後は、Appleによる審査が行われ、審査に合格した修理事業者は今回発表された「Independent Repair Provider Program」への参加が認められます。

認定後は、毎年、認定の更新が必要となっています。

昨今、非正規修理事業者は増加の一途にありますが、純正品の利用が出来ず、サードパーティー製品を利用して、初期不良や事故などの発生報告もあります。

正規サービスプロバイダは純正品修理なので安心はできますが、店舗数が少なく、お住いの近くに店舗が無かったり、予約が取れないなどといった状況ですので、同プログラムが拡大すれば、こういった状況を解決出来て安心に修理ができるようになることが期待されます。

日本での提供開始もいち早くしてほしいですね。