水没後にやってはいけない3つのルール

今回はiPhone8の水没修理になります。

お持ち頂いたiPhone8の内部状態です。


内部に水滴が残っていましたがて無事に復旧することが出来ました。

(水没復旧後)


復旧することが出来た理由としましては当店に早くお持ち頂いた事が一番の要因だったかと思われます。

水没というのは1秒でも早く当店にお持ち頂く事が復旧率を高める一番の鍵です。

でも水没させたからといって早急に持って行きたいけど用事で行けないなど色々と理由はあると思われますので、その場合もし水没させてしまった時の対処方法3つご紹介しておきます。

1．電源を入れない・充電しない（ショートを引き起こす恐れがある為）

2.ドライヤーなどで温めない(防水テープは熱に弱くそこから再度侵入する恐れがある為）

3.iPhoneを振らない（中に入った水をより広げてしまう恐れがある為）

(水没後にiPhoneを振ってしまった内部状態)

※iPhoneを振ったり、傾けたりしますと内部でこのように水分が広がり復旧の確率が大幅に下がります。

この上記3つを守っていただいてすれば、もし水没させてしまったとしても、かなりの高い確率でiPhoneを復旧させることが出来ます！

もし水没させてしまった場合に色々と試したくなりますが、まずは柔らかい布(レンズクロスなど)で周りについた水分などをキレイに拭き取っていただいて当店になるべく早くお持ちください。

※水没の復旧に伴い別途修理が必要となる事がございますのでご理解の程宜しくお願い致します。

iPhoneを分解➡洗浄➡乾燥の流れで行っていきます。



このロジックボードと呼ばれる部品はiPhoneの心臓部分にあたります。

まずはロジックボードを速乾性の高い液体で、丁寧に不純物などを取り除き洗浄していきます。

他の各部分に関しましては、内部に水分などが一滴も残らないよう、慎重にしっかり拭き取っていきます。

その後に約3時間程、乾燥させていき乾き終わればiPhoneを組み立てていきます。

組み立て完了後にiPhoneが復旧出来ているか動作チェックを行いまして異常がなければ復旧完了となり、お客様にお渡しとなります。

後、当店では水没なのでデータが消えてしまわないようバックアップなどもおこなっていますので、お気軽にダイワンテレコム姫路店にお問い合わせ下さい。