iPhone12の発売が若干遅れる？

9to5macの記事によれば、Appleの2020年第3四半期（4月〜6月）の業績発表の中で、
Appleの最高財務責任者（CFO）のルカ・マエストリ氏が、2020年の新しいiPhoneのリリース時期は昨年よりも遅れることを認めたとのことです。

この発表は異例であり、やはりコロナによる製造の遅れが顕著といったところでしょうか。
同社の2020年第4四半期（7月～9月）の業績に期待することを取り上げながら、2019年9月に新しいiPhoneの販売を開始した説明の際、

「ご存知のように、昨年9月下旬にiPhoneの販売を開始しました。」

「今年は、発表の数週間後に発売が可能になると予想しています。」

と発言しました。iPhone11とiPhone11 Proは昨年9月20日に発売されています。
今年の発表がずれこめば、iPhone12のラインナップが10月中旬に発売されることを指していますね。

iPhone12がいつもより発売が遅くなるというAppleのアナウンスは、前例のない発表ですね。

Appleはこれまで、新しいiPhoneが登場することさえ発表することがありませんでした。
発売日や遅延について詳細を発表することさえも拒否。本当に異例ずくめといったところです。

後程、電話の質疑応答の部分で、マエストリは更にこのようにコメントを出しています。
「1年前に9月下旬に新しいiPhoneを発売したと私は発言しました。そして今年、新製品の供給はそれより数週間遅れるだろうとは言った。」

これはiPhone12には、更に高速なネット通信ができる5Gのチップが搭載されることを供給元のクアルコムが発表しています。
5G用チップ製造に時間がかかり、このコロナ禍で製造に影響が出ていることを示唆していますね。

更にアップルの新商品の発売日を当てることで有名な、ジョンプロッサー氏は10月発表とツイッターでつぶやいてます。

今年、アップルは4つの異なるiPhone 12モデルを発売する予定です。
個々のモデルには5GチップとOLEDディスプレイが搭載されます。

Appleは、5.4インチのiPhone 12モデルを1つ、6.1インチのモデルを2つ、および6.7インチのモデルを発売予定。
これらの各モデル間のスペック差は、主にカメラ技術面です。
iPhone 12 Pro、6.1インチと6.7インチモデルでは、背面に新しいトリプルレンズカメラを搭載する予定とのこと。

初めて4種類を同時発売、このコロナ禍もあります。
AppleはこのiPhone12でどのようなイノベーションを出してくるのか楽しみですね。