ダイワンテレコム池袋店です。
本日はiPhone8の背面カメラ交換の修理風景をご紹介致します。
お客様からご相談を受けた内容としましては、
「突然背面カメラ(リアカメラ)が写らなくなってしまった」というものでした。落下等の大きな衝撃も覚えがないそうです。実際に端末を触らせて頂き、状態を確認します。
こちらが背面カメラ、真っ暗なままで、何も映らない状態です。
ちなみに前後の切り替えは問題なく出来ましたので、フロントカメラは使える状態なのが確認出来ました。
ここまで確認できれば、壊れているのは「背面カメラパーツ」だと考えて良いと思います。他のパーツは問題ない可能性が高いです。それでは実際に端末を分解していきましょう。
端末下部の「星ネジ(ペンタグローブ)」を取外し、画面部分を外していきます。iPhone6S以降は液晶パネルと本体部分が両面テープのようなもので接着されていますので、取り外していく際には丁寧に行います。ここで耐久可能以上に開いたり衝撃を与えたりということがあると、液晶が写らなくなったり、タッチが効かなくなったりという別の問題を引き起こす可能性があります。
横側に開いてから、液晶とつながっている部分のネジと固定プレートを外していきます。ネジの頭の形状が違いますので、必要な平常のドライバーを複合的に使う必要があります。また、長さ・太さ等も違いますので、すべてのネジがまったく同じ場所に戻せるように管理するようにしましょう。
交換が必要なのはこの部分。まずはネジを取り外す必要があります。ここについても固定用の金具を用いてカメラ部分を抑えていますので、金具(鉄板)をはずします。また、カメラの特性上、ここについてはネジに磁力がないものが採用されています。磁気・磁力があるとカメラに干渉してしまうらしいと聞いたことがあります。そのため、この部分のネジは磁力付きのドライバーにつきません。(※基本的に小さく微細なネジを取り扱う際には磁気付きのドライバーが重宝されます。他の機種・他の修理でも作業精度/作業スピードを向上させるためにオススメしています。)
カメラが浮かせられるようになりました。接続部はとても細かい端子の噛み合わせになっていますので、凸凹を痛めたり変形させないように細心の注意を払います。
カメラを取り合ずしたのが以下の画像です。ここまできたら、新しいパーツを取り付け、元に戻していくだけですね。
無事、すべてを元に戻すことができましたので、実際にカメラを起動させて動作を確認してみましょう。どうかな・・・
無事、復活(修理完了)しました!
今回は写真を撮影しながら進めましたが、それでも60分あれば問題なく修理できます。込み合い具合いにもよりますがそれだけの時間預かれれば十分ですので、ご参考にしてください。
ちなみに、取り外した「壊れているパーツ」ですが、目視で外装を確認しても故障個所を見つけることが出来ませんでした。これが壊れているのは確かですが、内部の一部が破損しているのだと思われます。
修理金額は9,800円(+税)でのお会計となりました。作業費等、別途かかる費用はございませんのでご安心ください。今回はiPhone8の解説でしたが、もちろん他の機種も対応可能です。また、在庫も多く抱えておりますので、各種当日返却が十分に可能となっています。フロントカメラの修理も可能です。この場合は・・?というものもぜひ一度ご相談下さい。
修理ご依頼の際に参考にしていただけましたら幸いです。
池袋店
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