【SIMロック解除】SIMって？ロック解除のメリットとデメリット

SIMロックを解除するとか、SIMフリーって言葉は皆さんも聞いたことはあるかと思います。

SIMロック解除と聞くとSIMカードの何かを解除しているのかなと思いがちですが、

携帯電話キャリアで契約したiPhone(アイフォン)は、そのキャリアでしか利用できないように「SIMロック」と呼ばれるロックが

iPhone本体にかけられており、他社のSIMカードに差し替えて使用することはできなくなっています。

それを解除して他社のSIMカードをiPhoneに挿しても使えるようにするのがSIMロックの解除ということになります。

・他社への乗り換えも安く、MVMOなどのSIMカードも利用できる

SIMロック解除ができれば、他社に乗り換える際にiPhone本体を購入する必要がなくなりました。

さらに今増えてきている格安SIM、MVMOへの乗り換えて月々の支払いを抑えることもできます。

・売りに出す際に高く買い取ってもらえる

iPhone本体は新しい物にして古いiPhoneは売ってしまうというとき、

SIMロック解除されていないものよりも、されているものの方が高く買い取ってもらえる可能性があります。

・解除手数料がかかる

SIMロックを解除するには、携帯電話キャリアで解除してもらうのですが

どこのキャリアでもだいたい3,000円ほど手数料がかかってしまいます。

ただしこれに関してはインターネットからもSIMロック解除の申請ができ、

そちらの場合だと無料で解除を行うことができます。

なのでSIMロック解除する際はインターネットから申請することをおすすめします。

・キャリアが異なるSIMカードを使用する際、通信方法、周波数帯に気を付ける

docomoの端末にau系SIMカードを挿すなど、キャリアの異なるSIMカードを使用する場合、「通信方式」と「周波数帯」のチェックが必要です。

通信方式は、大手キャリアを例にあげると、docomoとSoftBankは「W-CDMA」という方式を採用しているのに対して、auは「CDMA2000」という方式を採用しています。

これらは互換性がなく、SIMロック解除したdocomoの端末でauのSIMカードを利用する場合、3Gのみのエリアでは通話・通信ともに利用できず、

4G LTEのエリアでも、「周波数帯」によって一部の電波しか利用できない場合があります。

次に、対応周波数帯については、総務省により各キャリアに電波の周波数帯が割り当てられており、

たとえばdocomoなら、2.1GHz、1.8GHz、800MHzなど、5つの周波数帯域が割り当てられています。

端末とSIMカードで、利用する周波数帯が一致しないと、通信・通話が利用できないケースが発生します。

これらはMVNOでも同様のため、docomo系か、au系かといった項目を確認しておくことが必要になります。

SIMロック解除というのはSIMカードに何か施すのではなく

iPhone本体が他のSIMカードを受け入れられるようにするものだということが分かりましたね。

古いiPhoneをそのままWi-Fiに繋げて使うのもよし、SIMロックを解除して高く売るもよし、

他社に乗り換えて本体はそのままでSIMカードの契約だけするのもよし。

古いiPhoneにもまだまだ活用方法はたくさんあるのでこの機会に

家のどこかに眠っているiPhoneを探してみてはいかがでしょうか！

バッテリーなど交換すればまだまだ現役で使えるiPhoneもあるかもしれませんよ。

僕も心当たりがあるので家に帰ったら探します。。。笑