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米商務省産業安全局(BIS)が、中国Huawei(華為技術)とそのグループ企業68社を「エンティティリスト」に加えた事から、Huawei製スマホは、GoogleのOS「Android」への一部アクセスを禁じられました。やはり事業への甚大な打撃予想されております。
Huaweiはスマートフォンシェア世界第2位
Huaweiは2018年に2億6千万台を出荷し、Appleを抜きスマホシェア世界2位のメーカーになったことは大きな話題になりました。
2021年までにSamsungとAppleを超えて世界と王のメーカーになると目標をかかげておりましたが、前述しましたが2019年、米国からの制裁を受け新規端末への部品供給やAndroid OSのGoogle関連サービス搭載が不可能となりました。
Huaweiスマホ出荷台数激減
Huaweiの販売・マーケティングマネージャーが、Huaweiは国際市場で出荷数が4,000万台~6,000万台ほど減少することを想定していると報じました。
既に日本国内だけみても、軒並みに各携帯キャリアが発売を延期や販売の見直しを検討しております。
独自OSで打開できるか?!
現在、Huaweiは独自OSを開発しております。
しかしアプリケーション開発者側の対応コストも発生しますので、成功する可能性は未知数ですが、Huaweiは独自OSをOPPOやVivo、Xiaomiなどの中国メーカーも採用するという情報もあります。
中国メーカーのシェアをあわせるとかなり大きなシェアとなりますので、それが実現したら「第三のOS」が成功する可能性もあるかもしれません。
また、今回の米中貿易戦争により中国人の愛国心に火がつき、Huaweiを応援する動きもみられているとのことです。世界的なシェアは落としておりますが、2019年第1四半期の中国国内スマーフォンシェアは34%がHuaweiとのことです。
それでも、世界的に見ると、YouTubeやGmailなどGoogle関連サービスが利用できないことは、やはり影響が大きく、特に欧州、日本、南米ではかなりの影響を受けると言われており、既にその影響が徐々に出ているのではないかと思います。
今後は今後中国国内市場を重視して、海外市場での喪失分を相殺することを目指していくのではと言われております。
個人的所感
私自身iPhoneユーザーですが、Huaweiユーザーにとって今回の件は今後どうしたらよいのかと混乱を招くニュースだったかと思います。
様々な憶測や予測などの情報が飛び交うというだけではなく、ユーザーの為にも早くHuaweiには今後の方針を発表してほしいと思います。
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