iOS12.1.2のiPhoneのバックアップデータはiPadでは復元できない問題が発生

[公開日:2019/01/07]

 

 

Appleは昨年末、iPhoneユーザー向けにiOS 12.1.2をリリースしました。しかし、iPad用の対応するiOSはリリースされず、iOSの最新バージョンをインストールしたiPhoneのデータを使ってiPadを復元できない問題が発生しています。これは、iPhone用とiPad用でiOSのバージョンが異なることが原因のようです。

 

バージョンが異なるとバックアップから復元できない

通常、iPhoneで作成されたバックアップデータをiPadにそしてiPadのデータをiPhoneに自由に復元できます。これは、両方のデバイスが同じオペレーティングシステムを実行しているためです。

iCloudシステムは、新しいバージョンのiOSで作成されたバックアップからは復元することはできません。

今回リリースされたiOS12.1.2ではiPhoneのみのリリースの為バージョンが違い、同期出来なくなっているようです。

 

次回のiOSのリリースを待つのが最善策

現在、開発者向けベータと登録ユーザー向けのパブリックベータが公開されており、1月中の公開が見込まれるiOS12.1.3でiPhoneとiPadのバージョンが揃うことで解決されると見込まれます。

もし、iOS12.1.2をインストールしたiPhoneのバックアップをiPadで復元したい場合、Apple Beta Software Programに登録していれば、iOS12.1.3のパブリックベータをiPhoneとiPadにインストールして復元することは可能です。

ただし、あくまで正式リリース前のベータ版なので不具合が出る可能性が大きいので、インストールはあまりお勧めできません。

 

source:9to5Mac

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