Apple、2019年「年次株主総会」を3月1日に開催

[公開日:2019/01/16]

現地時間18日、Apple2019年の年次株主総会を31日に開催する事を投資家向けページで発表しました。場所はクパチーノのSteve Jobs Theatreで、出席には26日から開始される事前登録が必要で、事前登録がない株主は当日参加できないとしています。

Apple Investor Newshttps://investor.apple.com/investor-relations/default.aspx

 

今回の株主総会の最大の焦点は、やはりAppleが置かれている現状~つまり新型iPhoneが揃って販売不振である事や、クアルコムとの訴訟によって中国やドイツで敗訴した事、さらには米政府のHuawei排除に起因する米中の貿易問題に巻き込まれるなど、一連の問題の結果として、10-12月期の売上予測を下方修正した事等でしょう。

 

米中の貿易問題の陰に隠れるような格好になっている新型iPhoneの販売不振は、やはり現経営陣の高価格戦略が市場を見誤ったのではないかとする意見が大勢を占めると考えられ、それに対してティム・クックがどのように対応し、今後の見通しを語るかに注目が集まるはずです。

先行きの暗いはハードウエア部門に対し、元旦の売上が過去最高を記録する等、絶好調とも言えるソフトウエア部門の業績は良いニュースとして語られるはずですし、収益の柱をソフトウエアにシフトするという経営陣の方針はそれとして一定の評価は受けるでしょう。

しかし、デバイスを販売してこそのソフトウエアである以上、やはり現状のiPhoneの販売不振は最大の問題として取り上げられるのは間違いありません。

 

株主から、どのような厳しい意見が出るのか、それにクックはどう答えるのか、例年にない注目の株主総会になりそうです。

source:investor

Photo:investor

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