ニセのiPhoneを本物と交換する詐欺が〜Appleに6億円超の損害

[公開日:2019/11/18]

アメリカ合衆国司法省(DOJ)は現地時間の11月13日、ニセのiPhoneとiPadを米国とカナダのApple Storeで本物と交換する詐欺に関わったとして、14人を告発しました。

1万台以上のニセiPhoneとiPadが中国から輸入

「偽造品を生産し、それを米企業を騙すのに使用する行為は、市場を根本的に弱体化させ、(詐欺に利用された)個人情報が盗まれた罪なき人々に損害を与えるものだ」と、米連邦検事ロバート・ブリューワー氏はコメントしています。

 

起訴状によれば、1万台以上のニセのiPhoneとiPadが中国から輸入されたとのことです。偽造製品は、意図的に傷つけられ、Apple Storeで正規のデバイスと交換されていました。

 

デバイス交換に本物のユーザーIDを使用

容疑者たちは、Apple Storeで本物の製品と交換してもらうため、Appleの製品保証に登録している人々の実際のiPhoneのiPadのIMEI(端末識別番号)とシリアル番号を使用したとされています。 

本物のiPhoneとiPadは中国に送り返され、他の国々で高値で取引された、とDOJは記しています。 

DOJによると、被告たちは、詐欺、共謀、個人情報の盗難、資金洗浄の罪に問われており、Appleに610万ドル(約6億6,300万円)の損害を与えたとのことです。

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