こんにちは
iPhone(アイフォン)修理のダイワンテレコム町田店です。
2020年の秋に発売が期待されているiPhone12について、Mac Worldのジェイソン・クロス氏が分析から新たな予測を立てました。
彼の分析ではiPhone 12に搭載されるであろうA14チップのパフォーマンスは現行で発売されているMacBook Pro 15インチモデルと同等になると推測されています。
iPhoneのチップは3年連続で台湾のTSMCに依頼をしていることから、今年も同社が5nmの製造プロセスで作成をするのではないかと推測されます。
過去のA12チップは7nmで製造され、A13ではクロック速度の上昇と低消費電力を実現した上位版7nmで製造されました。
5nmで製造されるA14チップではこれまでよりも高密度化し、100平方ミリのプロセッサで製造された場合には約150億個ものトランジスタを搭載することも可能だそう。
単純にトランジスタが多くなれば性能が向上するということではありませんが、高密度で作成できるということは同じ性能でチップを製造してもより小さいチップにすることが出来るということなので、そのぶん別の部品を大きくし数を増やすことで結果的に性能を向上させることが可能になります。
iPhone 11に採用されているA13チップではコア数が以前と同じであったために、コア単体での性能はそれほど向上せず、7nmプロセスを改善することで早いクロック速度を得ていました。
しかし、A14チップでは5nmプロセスで製造することにより7nmと比べ約8%の高速化を実現できるとされています。
Geekbench 5で計測したシングルコアスコアではA12が1,114、A13では1,334となっており、A14では1,600を超えると予測されます。
マルチコアでの計測は現時点で予測することは困難ですが、最大で5,000程度のベンチマークスコになってもおかしくはなく、これほどまでの数値が実現できれば15インチ MacBook Proの性能と同等の領域に達することができるとジェイソン・クロス氏は語っています。
少し専門的な内容ではありましたが、要するに新型のiPhoneでは6GBのRAMとA14チップにより高速なパフォーマンスと圧倒的なマルチタスク能力を得ることが出来るということ。
ゲームなどの処理が多いアプリでの活躍が見込まれそうです。
source:Mac World