タブレットやスマホ・ノートPCを使っていればいつかは訪れるバッテリーの劣化。
交換が必要な状態・症状を実例を交えながらご紹介してゆきます。
今回はXperiaのバッテリー交換修理です。
iPhoneでもよくある、バッテリー劣化による”膨張現象”です。
こうなったら交換のシグナルと判断して早急にバッテリーを交換してください。
Xperia X Performanceはバックパネルを取り外してからの作業となります。
早速、開けてみると・・・
やはり膨張してました;
この機種はロジックボードを外してからバッテリーを外して行きます。
バッテリーは粘着テープで頑丈に接着固定されているのでバッテリー下の配線にも気をつけながら
工具を使ってゆっくりと外してゆきます。
バッテリーが無事に取り外せたので後は逆手順で新しいバッテリーを装着して作業は完了です。
【機種:Xperia X Performance】
【修理科目:バッテリー交換】
【修理時間:45分〜】
【修理料金:7,800円(税別)】
【保証期間:3ヶ月】
iPhoneでもよくある、バッテリー劣化による”膨張現象”
このような現象はタブレットやPCでも同じように起こります。
では、「劣化すれば必ず膨張するのか?」
と聞かれれば答えは「NO」で全てのバッテリーが膨張する訳ではありません。
どの様なメカニズムで膨張するかはまた違う機会にご紹介するとして
劣化するタイミングについて簡単に説明するとおおよそ
「充電回数と使用環境によって変わる」という事です。
【充電回数】
・約500回
【リチウムイオン電池が苦手とする環境】
・高温、低温の長期間放置
・長時間(動画やアプリ)の使用
・過充電(100%の状態で充電し続ける)、過放電(0%の状態で放置する)
このような状態が頻繁に継続されない限りは約2年は普通に使える計算です。
バッテリー交換は簡単そうに見えるので自分で修理したことがある方もいらっしゃると思います。
ただし、手順を間違えたりつけ方が曖昧なままだとバッテリーは愚か本体が壊れてしまうこともあります。
これは大げさな話ではなく実際に”自分で修理したけど電源が入らなくった”と持ち込まれるお客様が定期的にいらっしゃいます。
中にはバッテリーコネクタが損傷して基盤修理となり修理代が高額になるケースもありました。
自分で修理をされる前は参考になる資料とじっくりと熟読するなり詳しい方に聞くなどをされることをお勧めします。
一番良いのは修理店へ持ち込まれるのが安心かと思われますのでその際はダイワンテレコム名古屋駅前店へお任せくださいませ。