au PAY、スマホ決済の大物登場!最大26.5%還元も

[公開日:2019/04/17]

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LINE Pay(LINE)、PayPay(Yahoo!+Softbank)、楽天ペイ(楽天)、d払い(NTTドコモ)等、バーコードやQRコードを使ったスマホ決済サービスが徐々に浸透しつつある中、残されたビッグプレーヤーの1つである「au PAY」(KDDI)がついに始動する事が発表されました。

これで、大手と目されるスマホ決済サービスが1つ増えただけでなく、携帯電話会社のスマホ決済が、2019年秋開業の「楽天モバイル」も含めると、4社全てが出揃った事になります。

他のスマホ決済サービスと異なるのは、既存の「au Wallet」アプリから利用できる事で、スタートから「au Wallet」アプリの利用者を取り込めるのは非常に大きなアドバンテージと言えます。

さらに、2019年秋開業の楽天モバイルの全国展開にau回線で協力する事から、「au PAY」は「楽天ペイ」ともすでに協力関係にあり、楽天ペイ加盟店での利用が可能である事もメリットで、携帯キャリア系としては最後発ながら、充分に勝機はあるとしています。

確かに、「au PAY」で使う事ができる「au WALLETポイント」は、1,000億円を超えると言われており、別途チャージしなくても使える「原資」とも言える「埋蔵ポイント」が1,000億円分あることになります。

還元率は基本0.5%、最大26.5%もありえる

気になるau PAYの還元率は、基本的には200円で1ポイント還元されるので「0.5%」となりますが、auスマートパスプレミアム会員であれば200円=3P(1.5%)となる等、還元が優遇されるケースもあります。

中でも、4月15日から開始される「au WALLET ポイント つかえる! たまる! キャンペーン」では、最大26.5%まで還元率が拡大するとの事です。

また同キャンペーンで実施される「ポイントチャージで10%増額」は、100億円を使い切るまで継続されます。

冒頭の加盟店一覧のように、サービス開始時点からある程度の利用可能店を揃えていますし、楽天ペイや、メルペイとの提携による利用可能店舗の拡大にも期待が持てそうです。

ただし、ポイント還元系であるデメリットもある事は頭の隅にでも覚えておくべきです。

ポイント還元系が0.5%の還元を謳っているのは、200円の購入に対して1ポイントを還元するからで、逆を返せば、200円未満ではポイントを付与しないと言う事でもあります。

LINE PayやPayPayのように、利用金額に対しての残高還元であれば、利用額全てが還元対象になりますが、200円=1Pのポイント還元の場合は、買い物ごとに必ず200円未満の切捨てが行われます。

例えば、「au PAY」「楽天ペイ」「d払い」の場合は、毎日税込199円の買物をしても、ポイントは1Pも還元されませんが、「LINE Pay」「PayPay」は、その都度、9円(0.5%・円未満切捨て)ずつ還元されてゆくため、1か月では0ポイント対270円残高の差になります。

また、ポイント還元方式では、多くの場合「ポイントでの支払いは還元対象外」としているケースが多く、この点でも、残高での支払いに還元する「残高還元方式」の決済とは、実際の還元額が違ってきます。

NTTドコモの「d払い」がそうであるように、「au PAY」も、auユーザー以外にも利用を解放するそうですが、auユーザーではないau Walletポイントを持たない人が、あえて「au PAY」をチャージしてまで利用するかどうか、少々疑問に感じます。

運営側としては、後発である事は大して問題ではなく、「au Wallet」ユーザーを抱えているので勝算は充分だと考えているようですが、auユーザー以外、au Walleyポイントを保有していない人にまで、利用が広がるかどうかは未知数と言えそうです。

現状のスマホ決済は「20%還元」が売りですが、その還元が実際に得られるのは2カ月程度経ってからですが、最初の還元以降は、毎月、前々月の利用分の還元が得られる事から、それを原資(残高)にまた買い物ができるという循環が生まれますので、スマホ決済は同じ決済を継続して利用する方がお得と言えます。

そういう意味で、事例として、200円=1Pの切捨てを嫌って、「d払い」「楽天ペイ」よりは、「LINE Pay」「PayPay」をメインに利用している筆者自身の事を考えても、1ポイントもau Walletポイントを保有していないのに、「au PAY」を使うかと聞かれても、その可能性は低いように思います。

さらに、スマホ決済サービスの利用条件の締めつけが、早くも始まっている事も懸念材料です。

20%還元を売り物にしているスマホ決済各社ですが、実際の使用感はまったく異なります。

昨年12月に実施したキャンペーンで懲りたのか、「PayPay」は、最大額を大幅に抑えた上、20%還元されるカードを「Yahoo!カード」に限定し、他社カードの還元率は半分に抑えましたし、自社カード優遇は、「楽天ペイ」でも同じです。

「au PAY」でも20%還元をアピールしていますが、20%還元されるのは、毎月、3日・13日・23日の「三太郎の日」の3日間だけである上、対象となるのは「auスマートパスプレミアム会員」のみで、これを実現できるユーザーがいったいどれほどいるのか…。

その辺りを勘案すると、コード決済だけでなく、オンライン支払いでも、請求書払いでも20%還元となり、特に「春の超Payトク祭」では、JCB加盟店で利用可能な物理カード「LINE PAY カード」や、Quick Pay+(Android)まで20%還元対象とするなど、「LINE Pay」のほとんど利用制限のない「突き抜けた解放感」が余計に目立ちます。

まだ登場していないビッグプレーヤーが、ファミリーマートの「ファミペイ」や、セブンイレブンの「セブンペイ」等があります。

しかし、一口に、0.5%還元、20%還元といっても、実際に還元される額や、還元対象となる支払諜報の制限、利用可能店の制限など、使い勝手の面では違いが少なくありません。

各社サービスを、一度じっくり比較して見るとよいかもしれません。

source:itmedia.co.jp

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photo:news.kddi.com

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