クアルコム社長、Appleへの5Gモデム供給に言及

[公開日:2019/04/24]

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米半導体大手クアルコム社長のクリスティアーノ・アモン氏は、米ニュースメディアAxiosの取材に答え、「アップルが苦労しているなら、5Gモデムを喜んで提供を検討する用意がある」と語り、「(訴訟等について)アップルがしていることにはコメントできない」としつつも、「5G対応が遅れるほど、参入するハードルは高くなる」と語りました。

アップルが5G対応iPhoneを2019年に発売できない現実の発端は、当のクアルコム社との確執である事は多くが知る処ですが、現在、全てのモデムの供給元であるIntelの開発の遅れから、5G対応iPhoneは2020年でも難しいのではないかと言われ始めています。

アモン氏は続けて、本当に5G製品に関してアップルと協力する意図があるかどうかについての質問に対し、「我々はまだサンディエゴにいるし、彼らはこちらの電話番号を知っている。連絡をくれればサポートする」と回答したそうです。

そんなアモン氏の発言ではありますが、100%アップルを心配しての発言と額面通りに受け取って良いものかどうか、すんなりとは腑に落ちません。

アップル社とクアルコム社は、世界中で特許やライセンス料等で訴訟合戦を繰り広げている中での協力発言ですが、2018年に、アップルからクアルコムに対しての5Gモデム供給の依頼をクアルコム側が断ったとアップルは証言した事がありました。

しかし、一方では、クアルコムはアップル社に対して「和解」を申し出た事もありましたが、これをアップルが拒否したという経緯もあり、いくらクアルコムのトップが「用意がある」と述べたとしても、そう簡単にすんなり事が運ぶとも思えません。

しかし、万が一、トップダウンで急転直下、クアルコムが5Gモデムを提供する事になったらどうなるでしょう。

2019年モデルは無理だとしても、せめて2020年モデルには搭載できるのでしょうか。

source:engadget

Photo:aolcdn.com

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