Apple創業から44年

[公開日:2020/04/02]
筆者: 成田店

こんにちは!iPhone修理のダイワンテレコム成田店です。

さぁ、新年度が始まり、新しい生活が始まった方も多いのではないでしょうか?

そんな新年度が始まった昨日、4月1日って何の日かご存知ですか?

実は・・・Appleが創業した日なんです!!!

Appleは、1976年4月1日に創業しました。一日遅れましたが、一緒にAppleが創業してからの44年を振り返ってみませんか?

創業者はもちろん・・・

Appleの創業者は、Apple好きならだれもが知っているであろう、あの方です!そう、スティーブ・ジョブズです。

スティーブ・ジョブズは大学を中退してから、ATARIというゲーム会社で技術者として働いていました。その時、スティーブ・ウォズニアックという友人とともに、コンピュータマニアが集まる「ホームブリューコンピュータクラブ」の集まりによく参加していたそうです。

その友人は当時高い評価を得ていたコンピュータよりも安価で高性能なコンピュータの自作を成功させました。それをみたジョブズは、このコンピュータをつかってビジネスを始めようと思いつきましたが、それぞれの勤務先での製品化は却下されたそうです。

その後、ロナルド・ウェインという友人を加えた3人で、一番最初のコンピュータ、「アップルコンピュータ・カンパニー」を1976年4月1日に創業したのです。

ちなみにこのロナルド・ウェインは、ジョブズを同じATARIで製図工として働いていた人で、Apple社での最初の製品「AppleⅠ」のマニュアル作成や初期のAppleのロゴをデザインしたそうです。

会社は急成長

ジョブズは個人以外での販売を強く願い、「バイトショップ」というコンピュータ店の経営者に、「AppleⅠ」を売り込みました。すると、経営者はとても興味を持ち、いきなり50台も注文したのです。その額2万5000ドル

その後1976年7月には、約666ドルで市販されおよそ200台が製造されました。

ちなみに、ウェインはジョブズの経営方針に不安が大きく、この大きな成功を前に4月に自主退社しています。

「AppleⅠ」の成功を受けて、ジョブズは事業拡大を望み、投資家に多額の融資をしてもらいました。この資産家でもある投資家「マイク・マークラ」は、ジョブズの野心とウォズニアックの技術的な才能に感銘し、11月にはAppleに参加しました。

翌年1977年1月に、会社は法人化されました。そこでマークラはAppleのさらなる成長にはたよれる経営者が必要だと思い、元同僚の「マイケル・スコット」を引き抜き、初代社長兼CEOに任命しました。このスコットはApple社をきちんと組織化するためのシステムを作り上げていきました。

一方その頃ウォズニアックは「AppleⅡ」の原型を完成させています。この「AppleⅡ」は1977年4月に発表され、1298ドルで発売されました。前作に引き続き売り上げは好調で、さらに1978年に専用フロッピーディスクドライブ1979年には専用の表計算ソフトが大ヒットし、爆発的に販売数が増加しました。

1980年には設置台数が10万台だったものが、4年後には200万台を超えていたのです!

成長すればするほどライバルや対立そして失敗。

1980年に会社は株式公開を行い、記録的規模の資金調達を果たしました。この時ジョブズはおよそ2億5600万ドルもの個人資産を手に入れました。

実は株式公開される数か月前、ビジネス向けに「AppleⅢ」を発表しましたが、最大7800ドルという高額な事と、製品の欠陥のためにかなり売上が低下していました。そこでみなさんもご存じ、「IBM」がパーソナルコンピュータ市場に参入したことで、Appleとの競争が激しくなっていったのです。

それに対抗するため、ジョブズは新しい技術、機能を模索し、当時開発中のコンピュータへの実装をプロジェクトのメンバーに提案し続けました。ですがそれにより、プロジェクト内で混乱や足止めを受けたことで、ジョブズは経営陣からこの開発プロジェクトから外されしまったのです。

その後、経営陣の一人であったスコットとジョブズの溝はさらに深まる一方で、スコットは社長兼CEOを辞任し、ジョブズはマーケティングに長けている経営者を求めました。そこでジョブズはペプシコーラから「ジョン・スカリー」を引き抜きAppleの新CEOに任命しました。

その後、ジョブズがチームを外されたプロジェクトのコンピュータも完成し、「Lisa」という名前で発売されました。革新的な機能も備わっており、期待が高かったものの、かなりの高額ということと、ソフトウェアの互換性の欠如により「AppleⅢ」に引き続き失敗作となってしまった。

その後ジョブズは「Macintosh」部門に参加したものの、またも対立しチームを外され、発売した製品の売れ行きも不調。さらに1985年には全ての業務から外され、なんの実権のない会長という座を与えられました。

そして・・・最終的には、ジョブズはAppleを去ることにまでなったのです。

ジョブズが戻りついにiMac!!

Appleを去ったジョブズは別の会社を立ち上げ、その12年後の1997年、Appleに非常勤顧問として復帰しました。

もちろんその間、Appleもジョブズも失敗や成功を重ねて試行錯誤してきました。当時ジョブズがAppleを去ったとき、Apple側は後々とても後悔していたそうです。戻ってからは、CEOに就任しました。そして、取締役会はジョブズ寄りのメンバーで構成され、順調に経営されるようになりました。

その翌年、ついに「iMac」が発表されました。そう、あの半透明のかわいらしいコンピュータです。懐かしいですね。当時コンピュータといえばベージュや白。それを覆すかのようなおしゃれなデザインでした。日本ではグッドデザイン賞を受賞し有名になりました。もちろんデザインだけではなく、革新的な機能として当時採用され始めたばかりの「USB」を全面的に使用していました。DVD-ROMドライブも採用され、カラーも5色展開となり、爆発的なヒットを記録しました。Appleに大きな売上をもたらします。

2001年には、MacOSXv10.0が発売されました。日本では3500円で発売されましたが、動作が非常に遅いという欠点がありました。およそ7か月後にはv10.1がリリースされ、10.0で欠けていた様々な機能が追加されました。その頃マイクロソフトやアドビから対応ソフトが発売され始め、クリエイター達を中心にユーザーが広がり始めました。そして進化に進化を重ねて、現在のMacOSがあるのです。

 

iPhone・iPad

2007年1月、ついにみなさんもご存知の「iPhone」が発表されました。6月に販売が開始され、世界的な話題となりました。翌年の6月には高速通信に対応した「iPhone3G」が発表されました。今は5Gですが、当時はものすごい話題と人気を誇っていました。

iPhoneが誕生して3年後の2010年1月には、「iPad」が発表されました。当時の発表でジョブズは、「iPhoneとMacBookの間となるものだ」と紹介していました。iBooksが搭載され、電子書籍分野にも進出していきました。今では教育現場でも活用されていますね。

iOS12までは、iPhoneと同じOSを採用していましたが、2019年にiPadOSが発表され、iPhoneよりも高度な機能、アプリが使用できるようになりました。

まだまだ成長しているApple

44年という歴史をすべて語るには、ここでは難しいので、とても省略している部分が大きいですね・・・。Appleが好きでiPhoneを使っている人、なんとなくiPhoneを使っている人、機能が気に入っている人・・・いろいろいらっしゃるでしょう。

日本では販売されているスマートフォンのおよそ7割がiPhoneを占めています。ちなみにiPhoneのシェア率は世界でも日本が一番です。なので、新型iPhoneが出る!となると行列もできるし、話題もそれでもちきりになってしまいますよね。

いま便利で日常に欠かせなくなっているiPhoneやiPadには、こんな苦労やドラマがあったんだと知って、これを書いていて私もとても面白かったです。当たり前に使っているiPhone、皆さんもそのルーツをぜひ調べてみてくださいね☆

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