iPhone水没 リンゴループ 修理技術と嘘

[公開日:2019/04/06]

 

 

iPhone修理のダイワンテレコム大宮店です。

 

昨日iPhone7の水没をされたお客様にご来店いただきました。

 

内容はiPhoneを水没させてリンゴループ(アップルマークが点滅)になりデータを取り出したいというご希望でした。

一度他店に持ち込み、診断してもらったと仰っておりましたが、中も開けずに診断され結果的に復旧せず診断料だけ発生したとのことです。

 

当店は直らない場合は無料で行っております。

修理店が最初から諦めるのはいかがなものかと思います。

 

なお、こちらのお客様は無事復旧しデータも取り出すこともできました。

 

 

作業中に気づいたことをいくつかありましたのでご紹介させていただきます。

 

まず、お客様は一度画面修理を行っておりフロント画面は互換品がついておりました。

その後水没されリンゴループの症状が出たそうです。

 

フロント画面はiPhoneを開けなくても互換品なのか純正なのかはすぐ分かります。

リンゴループの際は開けないと分かりませんが。。。。

 

そして、今回一番ありえないことがございました。

 

フロント画面のケーブル2本と基盤に繋がる箇所があります。

それを抑えるシールド(プレート)とネジが一切ついておりませんでした。プレートもありません。

 

 

更に、近接センサー(通話中に画面が暗くなるセンサー)が取れており

確実に修理失敗してるのが分かります。お客様は近接センサーが反応しなくなったと言われたそうです。

 

 

はっきり言ってありえません。。。

 

 

iPhoneの中身は開けてみないと中がどうなってるのかは一般のお客様には分かりません。

ただ嘘をついてお返しすることは絶対にしてはいけません。

 

お客様には事情を説明し全てのネジを無料で取り付けてあげました。

 

なぜこのようなことが起こるのか考えてみますと、iPhoneの修理技術は1ケ月~3ケ月もあればそれなりにできるようにはなると思います。

ただ、長年経験してきたスタッフと数ヶ月のスタッフではレベルに差があります。

 

また、ここ数年で修理店が増加しておりますが開業12年の修理店と、56年の修理店では差が出ます。

 

なので当店はアルバイトは雇っていません。信頼できるスタッフではなければ修理を任せられないのです。

 

当店は2013年に開業し今年で6年目になります。これまでに1万件以上のiPhoneの修理を行ってきました。

 

非修理店ではございますが、お客様に安心して修理を任せられるようなお店にしていかないとダメなのではないでしょうか。

 

また、価格競争により低品質な部品を取り付ける業者が急増しておりますが、こちらもよくありません。

 

当店で修理されるお客様の8割は高品質品をお選びになります。

 

お客様は取り付ける部品に品質があることは分かりません。なので説明がなければそのまま互換品で修理されるでしょう。

 

ただ、修理店はその品質の差をしっかりご説明することが大切なのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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