充電しようとしてデータが消えた!原因と対策

[公開日:2017/05/28]

こんにちは!埼玉県でiPhone修理店をやっています。ダイワンテレコム大宮店です。

先日、当店へ「アイフォンが初期化されてしまったので、何とかデータを取り出せないか!?」と問い合わせがありました。

残念ながら初期化されてしまったiPhoneからはデータを取り出すことができないので、お客様のお子様が生まれてから今までの2年分のデータは全て消えてしまっていました…。


お客様となぜ初期化が起きたのかを聞いていると、ちょいちょい充電していたら急にiTunesのマークが出て、接続するように促されて表示に従って操作したらデータが消えてしまったそうです。

これはうっかり「リカバリーモード」入ってしまったんだと思います。

リカバリーモードとは、iPhoneのシステムに不具合が出た際などに利用され、リカバリーモードに入ると下の画像が表示されます。


こうなったときに、おそらくお客様はiTunesに接続して「復元」を選択してしまいデータを消去してしまったのだと思われます。

実はこのリカバリーモードは、誰でもうっかり入ってしまう可能性があるので注意が必要です。


リカバリーモードに入ってしまう理由
リカバリーに突入してしまうのは、何かしらのシステムエラーが起きる以外に、iOSのアップデート失敗。そしてホームボタンを押したまま充電することでも入ってしまいます。

システムエラーに関しては、主に水没した時や不正なアプリを入れた時、そして落下などで損傷した時に出るときがあります。iOSのアップデート失敗は、iTunesに繋いで更新をしていた時にUSBケーブルを抜いてしまったり、Wi-Fi経由でアップデートしている時にWi-Fiの範囲から離れたりWi-Fiの電波が切れてしまった場合に起こります。そして、電源が切れた状態でホームボタンを押したままで充電ケーブルを挿すとリカバリーモードに入ってしまうのです。今回データが消えてしまったケースでは、おそらくホームボタンを押したまま充電器につないだことで、予期せずにリカバリーモードに入ってしまったのだと思われます。


リカバリーモードから抜け出す方法
リカバリーモードから抜け出すには2つ方法があります。1つは強制再起動。もう1つはiTunesに接続して「更新」を選ぶことです。この時に「復元」を選択してしまうとiPhoneは初期化されてしまいます。恐らくお客様はこの時に「復元」を選んでしまったのだと思います。また、場合によっては「更新」を選ぶことができないのですが、その時にはPCを変えたり、当店へいらっしゃってバッテリーを変えて再チャレンジしたりすれば「更新」が選べる場合もあります。

強制再起動に関しては、iPhone6s以前のモデルでは、ホームボタンとスリープボタンを電源が切れるまで長押しします。iPhone7シリーズでは、音量を下げるボタンとスリープボタンを同時に長押しします。この再起動を行うだけでリカバリーモードから抜け出すことができる場合もあります。


困ったら当店へ
自宅にPCが無いといった場合や、再起動してもリカバリーモードのままであったり、iTunesに接続しても「更新」が選択できなかったりなど、なかなかリカバリーモードから抜け出せない場合は、当店へお気軽にお問い合わせください。大宮駅から徒歩3分ほど、ソニックシティそばにあるカレーのココ壱番屋さんと同じ建物の中に入っています!

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