iPhone修理のダイワンテレコム六本木店です。
小さなiPhoneとして、そしてリーズナブルなiPhoneとして人気を博しているiPhoneSEですが、2016年の発売以来、すでに2年が経過しておりそろそろ後継モデルが出てきてもよい時期かもしれません。
2018年前半にも後継機iPhoneSE-2が発売されるとの噂も実しやかに囁かれていましたが、結局、上半期での発売はありませんでした。
Appleが提供するソフトウェア開発ツールである「Xcode 10」において、謎の端末名「iPhone xx」が見つかったとiOSデベロッパー、ギルヘルム・ランボー氏がTwitterでスクリーンショットを公開し、「私の推測では、これは "低コストのiPhone"だ」とツイートした事で、「これがiPhoneSE-2ではないのか」といった憶測が流れました。
An interesting device appeared in Xcode 10s thinning options: "iPhone xx". Model identifier iPhone9,7. My guess is this will be the "low cost iPhone" (internally called LCP, model N84). Definitely not the marketing name tho. Thanks Max pic.twitter.com/URPXTNdk79
— Guilherme Rambo (@_inside) 2018年8月22日
また同氏は、「iPhone xx」は「Apple A10プロセッサ、P3ディスプレイ、iPhone 7と同じアートワークサブタイプが採用されており、これはiPhone 7の内部構造を持つ次世代iPhone SEの外観と一致する」としています。
Apple A10 processor, P3 display, same artwork subtype as iPhone 7. This matches what a next generation iPhone SE with iPhone 7 internals would look like. pic.twitter.com/R85I96Hksy
— Guilherme Rambo (@_inside) 2018年8月22日
一時は、これでiPhoneSE-2の開発は継続しており、そう遠くない段階で発売されるのは確実といった見方が主流となり、興味は、発売されるかどうかよりその発売日はいつなのかに移った感がありました。
しかし、ここへきてギルヘルム・ランボー氏の説に異論を唱える人物が現れました。
同じくデベロッパーのSteve Troughton-Smith氏は、ランボー氏が根拠の1つとしている機種ID「iPhone9.7」は、iPhoneSEやベースとなったiPhone6sのIDは「8.x」と8番台であり、9番台のIDを持つのはiPhone7である事から、iPhone7をベースとした廉価版の可能性が高いとしています。
実際、iPhoneの機種IDは、iPhone5・5s→6番台、iPhone6/6Plus→7番台、iPhone8/8Plus/X→10番台とモデルによって統一されているため、Steve Troughton-Smith氏の指摘する通り「iPhone9.7」はiPhone7後継の可能性が高いように思われます。
(This model isnt going to have an iPhone X-style design, from the references in Xcode; its likely either a 7c or just a cheaper-to-manufacture variant of the 7)
— Steve Troughton-Smith (@stroughtonsmith) 2018年8月22日
同氏は、この謎のiPhone xxを「このモデルはXcodeのリファレンスからiPhone Xスタイルのデザインを持っていないだろう。それはおそらく「7c」か、より安価な製造方法の7」と予想しています。
果たして、iPhoneSE-2は発売されるのか、されないのか、気になる処です。
また、発売されるとしてもiPhone7後継と言う事であれば、4インチ液晶搭載の「小さなiPhone」は消滅してしまう可能性もあり、続報が気になります。