iPhone修理のダイワンテレコム六本木店です。
スマートフォンのカメラ性能比較でおなじみのDxOMarkがiPhone XRのカメラ性能評価を発表しました。
結果は、シングルレンズ搭載スマートフォンの中では1位!
ダブルレンズを含むスマートフォン全体での順位は7位!
大健闘ですね。
さすがAppleはカメラにこだわり続けてきただけあります。
写真は103点、動画は96点、総合で101点という高得点。
ちなみにiPhone XRの一ヶ月前に発売されたフラッグシップ機種のiPhone XS Maxは総合105点で全スマートフォンの中で2位でした。
iPhone XRとXS Maxでは価格の差が2倍ほどあるにも関わらず、肉薄する結果となり、大健闘だと言えるでしょう。
(iPhone XRで撮影)
(iPhone XRで撮影)
1枚目の写真をみると、iPhone XRはシングルレンズでありながら、明暗をしっかりと捉え、自動HDRで写真全体をはっきりと写しています。
2枚目の写真をみると、ビルの窓のディテールや木々の葉をきめ細やかに表現していますが、地面のフラットな質感の部分は少し色にノイズが乗っている箇所があります。
どちらの写真を見ても、非常に高画質に撮影できていると言えるでしょう。
(画像: フラッシュ撮影。左から、iPhone XR、iPhone XS Max、Google Pixel 2で撮影。)
フラッシュ撮影の品質を比較すると、iPhone XS MaxよりもiPhone XRの方が鮮明に撮影できています。
しかし、一年前のモデルであるGoogle Pixel 2に比べて不鮮明であり、iPhoneシリーズ自体のフラッシュ撮影性能があまり良くないと感じます。
(画像: ポートレートモード。左がXR、右がXS Maxで撮影。)
iPhone XRはシングルレンズでありながら、ポートレートモードを搭載しています。
しかし、物理的制約からダブルレンズを搭載している機種とは撮影方式が異なり、あまり高品質とは言えません。
背景に注目すると、XRは遠近感が崩壊しているのに対し、XS Maxは自然なポートレートになっています。
また、シングルレンズでは光学ズームを使用するため、画質に粗さが残ります。
結果はXSに負けてしまいましたが、XRは大手キャリアで契約すると本体代金が3万円代という格安価格で購入できるので、コスパを考えるとiPhoneシリーズで最も”買い”のモデルであると言えるでしょう。