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4月12日、格安通信サービス「LINEモバイル」は、一部のルール改定の実施を発表しました。
この改定により5月1日以降、以下のサービスが廃止となります。
1.初月無料
LINEモバイルは、従来、回線が開通した最初の月は、プラン料金は無料でしたが、5月1日以降は、利用日数や、利用データ容量に関わらず有料となります。
・データSIMの場合…500円(税別)~データSIMの最少料金
・データSIM+SMSの場合…620円(税別)
・音声通話SIMの場合…1,200円(税別)
最低利用期間の変更
この「初月無料」制度の廃止により、従来、開通月の翌月から12か月間だった「最低利用期間」は、開通月から12か月間に変更になります(音声通話SIMの場合)。
5月以降開通の契約の場合、回線開通月から12か月間は9,800円の解約手数料が請求されます。
(従来より1か月の短縮となります)
2.LINEポイント付与
これまで、毎月1日時点でLINEとの契約者連携している利用者に対して、10日前後に前月の利用料金の1%分のLINEポイントが付与されていましたが、5月1日以降に開通する契約分から、ポイント付与は廃止となり、ポイント付与が行われなくなります。
既存の契約者及び4月30日までに開通を迎えた契約者に関しては、従来通りのLINEポイント付与が継続して実施されます。
3.初期契約解除 対象サービスタイプの変更
「初期契約解除」とは、利用開始日または契約書類を受領した日のいずれか遅い日から起算して、8日を経過するまでの間であれば、解約手数料を支払うことなく契約を解除することができる制度を言います。
従来は、音声通話SIM、データSIM+SMS、データSIMのいずれも適用となっていましたが、5月1日以降に開通する契約から、「初期契約解除」対象となるのは通話SIMのみとなります。
回線が開通した月の料金が、無料から有料に変更になった事をもって、「ルール改悪だ」とは言い切れません。
前述の通り、初月無料の廃止に伴って「最低利用期間」が実質1か月減となっているため、解約料9,800円を請求されずに解約する事ができる時期が1か月前倒しになったためです。
また、有料化された初月の料金は、期間・容量に関わらず最小料金の課金ですので、契約申込時にはより大きな容量のプランを申込み、開通初月に2か月目以降を少ない容量に変更すれば、最小料金でより大きな容量を得る事ができ、翌月に繰越す事も可能です。
従って、初月無料の廃止は必ずしもマイナスとばかりは言えません。