SIMロック解除、できるだけ対応したくないSoftbank・au

[公開日:2019/09/13]
筆者: 六本木店

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アイフォン修理のダイワンテレコム六本木店です。

2018年8月に公布された総務省のガイドラインによって、購入者本人以外でも、中古端末のSIMロックへの対応が、2019年9月1日を期限に義務付けられていました。

SIMロック解除への対応が最も早かったのはNTTドコモで、2019年2月20日以降、購入者以外のユーザーによる中古スマホであってもSimロック解除に応じるルール変更を実施しました。

公式WEB上でも、特に目立たせている事はありませんが、該当する説明や手続きが分かりずらいと言う事はなく、ごく普通に情報を得る事ができます。

中古端末のSIMロック解除解禁により、オークションやフリマ等で購入した中古端末を、購入者以外のユーザーがSIMロック解除して利用する事ができるようになりました。

全国のドコモショップへ持ち込んだ場合には手数料が3,000円かかりますが、My docomoからWEB上で自ら手続きすれば手数料無料でSIMロック解除する事が可能です。

 

あまり対応したくないのが見え見え

これに対し、ドコモ以外のキャリア2社の動きは鈍く、対応もユーザー・ファーストとは言えない対応で、情報を得るのに分かりにくく手間がかかります。

次いで、Softbankは期限が迫った8月20日に対応、SIMロック解除はショップのみの受付で、Softbank版スマホのSIMロック解除には必ず3,000円の手数料が発生します。

Softbankは、この件についてのリリースやお知らせ等は行わず、「SIMロック解除」に関するページを変更したのみでした。

auはさらに分かりにくく、あえて中古端末のSIMロック解除に対応した事を知られたくないのかという印象です。

期限当日の9月1日になってようやく対応しましたが、ニュースリリースでの発表やホームページ上での告知を行わず、サポートページをいつの間にか改定しています。

auのWEBに飛んでも、SIMロック解除に関する記述は見当たらず、やっと見つけたとしても、めを凝らして読まないと、中古端末のSIMロック解除が可能になった事はわかりません。

上記、WEBの記述においても「SIMロック解除対象機種の条件」の中に、「中古」等の文言は一切なく、SIMロック解除不可の条件から「購入者本人」という規定が消えた程度で、それをもってユーザー側で、「譲り受けた端末でもSIMロック解除が可能になったのだ」と理解するしかありません。

唯一、「中古」という文言があるのは、1人1日2台までという規制を説明する文章にあるのみです。

なお、対応はSoftbank同様、ショップのみの対応でWEB上から手数料不要でのSIMロック解除はできません。

如何に、総務省が決めたルールが気に食わないからと言っても、ルールを変更する以上、必要な告知は行うべきだと思いますが、如何にも「できれば対応したくない」といった印象を受けるSoftbankとauの対応は、あまり良い印象は持てません。

 

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