iPhone修理のダイワンテレコム渋谷店です。
ホームボタンを廃したデザインの2代目として「iPhone XS」が発売になり、買い換えるか、見送るか、お悩みのiPhoneユーザーさんも少なくないと思います。
実は筆者も新型iPhoneを予約するまでには、相当に悩みました。
私がiPhone 7購入時に重視したのは、「ApplePay」と「防水機能」でした。
出かける際にできるだけ荷物を減らしたいので、スマホ電子マネー決済は必須です。
それまで、Android電子マネー決済を羨ましく眺めていましたが、やっと、iPhoneで買い物したり、電車・バスに乗る事ができると喜んだものです。
また防水機能は、別にお風呂やプールで使うと言う事ではなく、雨天で端末が多少濡れる事にも神経質にならずに済むといったレベルですが、それでも防水機能は非常に有難い装備でした。
正直もう、この2つの機能が乗ればこれ以上の機能もスマホも必要ないと思っていました。
しかし、モバイル関連の仕事をしていて、さすがにメイン端末が2年落ちのiPhone 7では書ける記事も書けない…と言う事で、ホームボタンがなくて困った事、ホームボタンはやっぱり必要な事、さらにホームボタンを使った「TouchID」の方が「FaceID」より使い勝手が良いなど、デメリットを書くに違いない…そんな後ろ向きな気持ちで、iPhone XSを予約したのでした。
そんな私がiPhone XSへの乗換えで不安だったのは以下の点です。
1. ホームボタンがない事による操作に馴染めるのか
2. ホーム画面へ戻る操作は、以前のコントロールセンターと同様、画面下から引っ張り上げる操作らしい
3. 巷で、FaceIDの感度が鈍く、スリープ解除が遅れる(Touch IDの方が早い)
4. ApplePayでの支払いの際に、画面を見る動作が加わる(Touch IDの方が早い)
ホームボタン自体が無くなる事も問題でしたが、さらなる不安の原因はコントロールセンターにありました。
実は筆者、画面下端からコントロールセンターを引っ張り上げる操作が苦手で、何回も失敗してコントロールセンターを出すのに時間がかかってしまう事から苦手意識がありました。
そのため、画面下端を引き上げる操作が「ホーム画面に戻る」操作になるのは、由々しき問題だったのです。
しかし、実際に操作してみると、それまでの不安は全くの杞憂である事がすぐに分かりました。
心配した「画面下端から引き上げる操作でホーム画面に戻る」は、軽い操作に対してすんなり反応してくれて、以前のコントロールセンターを呼び出す動作とは全く印象が違っていました。
また、「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「タップしてスリープ解除」をONにしておくと、スリープ状態から画面を軽くタップするだけでスリープが解除され、すぐにFaceIDでロックが解除され、画面下端をヒョイと上向きにはね上げるだけでホーム画面に切り替わり、スリープ状態→ホーム画面表示までの一連の動作が非常にスムーズになりました。
早さと言う点では、ホームボタン+TouchIDでの一連の認証動作の方が早いように感じますが、「画面タップ+FaceID+跳ね上げ」でのホーム画面表示でも違和感はありませんし、遅くて苛立つ事もありません。
FaceIDの認証の際、iPhoneと顔が正対していなくても反応してくれるので、いちいち顔を正面にもってゆく必要がない事もストレス軽減に役立っているように感じます。
アプリ画面からホームへ戻る場合には、画面下端の「黒いバー」を引き上げると戻る事ができます。
あまり大きな操作は必要なく、黒いバーから2cmほども引き上げればホーム画面へ復帰します。
また、アプリ切り替えの場合には、画面中段付近まで引き上げます。引き上げる際に、指を離してしまわずに画面上で止めると切り替え画面が出やすいようです。
ちなみに、苦手だったコントロールセンターの呼び出しは、iPhone XSでは、画面上端右側から引き下げるのが基本動作ですが、「お助けアイテム」としてAssistiveTouchのメニューにコントロールセンターが含まれています。
iPhone XSにする事で、ホームボタンやFaceIDに関連する様々な心配や不安があったのですが、全くの杞憂でした。ほんの数分で、新しいiPhoneとその操作に慣れてしまいました。
「案ずるより産むが易し」とは、まさにこの事です。
Photo:Apple
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