ワイモバイル・UQ mobile・BIGLOBEモバイルの、いわゆるサブブランド系と呼ばれる大手キャリアとの関係が深い格安通信サービスから、iPhone7が販売になると話題になっていますが、格安通信会社で初めて販売されるマイネオのiPhone8/8Plusも要注目です。
Softbankのサブブランド「ワイモバイル」、KDDIグループのMVNO「UQ mobile」と「BIGLOBEモバイル」のいわゆるサブブランド系通信サービスから、揃って12月20日にiPhone7が発売となります。
いずれも、32GB・128GBモデルに、シルバー・ゴールド・ブラック・ローズゴールド4カラーをラインナップし、料金プランとのセット購入で、割安な端末価格で購入できることが特徴です。
ワイモバイルとUQ mobileは、端末の設定価格や割引額が異なるものの、月々の負担額や、2年間の総支払額は同額となっており、2年契約+自動更新のプランへの加入が割引条件となっています。
また、BIGLOBEモバイルでも、割引を受けるには通常プランとは異なる2年契約プランへの加入が端末割引の条件となります。
各社の具体的な金額は以下の通りです。
こちらは、UQ mobileのiPhone7の端末購入額と、料金プランの2年間の総支払額の一覧です。
料金プランは、「ぴったりプラン」または「おしゃべりプラン」のS・M・Lから選択できます。
(スペースの関係で、プランLは省略しています)
最も割安なのは、iPhone7 32GBとプランSの組合せで、2年間の支払い総額は106,716円(月平均4,446円)となります。
端末の価格は47,196円となりますが、冒頭の画像でも分かるように、Appleでの販売価格は50,800円であり、最初の設定金額が割高なため、値引き後の価格はApple Storeの価格と僅か3,604円しか変わりません。
プランMを組み合わせた場合には、値引き額が540円増えるため34,236円となり、Apple価格より16,564円安くなりますが、プラン料金が毎月+1,000円となるため、2年総額では117,756円(月平均4,906円)となります。
上位プランを契約した方がお得に見せていますが、実際の支払額はプラン料金の上昇分だけ高くなりますので、注意が必要です。
なお、ワイモバイルの2年総額はUQ mobileと同額ですので、一覧表は省略しています。
こちらは、BIGLOBEモバイルのiPhone7の端末購入額と、料金プランの2年間の総支払額の一覧です。
料金プランは、「スマホまる得プラン」(S)または(S+)とセットした場合に割引を受ける事ができます。
BIGLOBEモバイルの場合は、端末価格は比較的割安に設定されており、Apple Storeよりも1~2万円割安な価格で購入できますが、UQ mobileに比べ、プランの初年料金が若干割高なため、2年総額では大差ない金額となっています。
独立系MVNO「マイネオ」からは、12月17日にiPhone8及びiPhone8Plusが発売となります。
キャリア以外でiPhone8/8Plusが販売されるのは日本初の事ですが、さらに、端末は全て国内正規版のSIMフリーの新品端末という点が注目されます。
価格は以下の通りです。
こちらは、マイネオのiPhone8/8Plusの端末代金と、3GB・10GBの料金プランとの組み合わせによる、2年総支払額の一覧表です(料金はAプランです)。
・ サブブランド系のiPhone7より1世代新しいiPhone8である。
・ サブブランド系にはない、「Plus」を購入できる。
・ 全端末、国内正規版SIMフリーである(サブブランド系は国内正規版SIMロック)。
・ ストレージ容量が大きい。
・ 2年縛りの料金プランがない。
マイネオのiPhone8/8Plusにはこのようなメリットがあります。
しかし一方で、マイネオの場合は、あまり在庫数が多くないのが弱点です。
前回iPhone7では発売後すぐに完売となっていましたので、今回のiPhone8/8Plusも、長期間販売は難しいと思われます。欲しい方は早めのお手続きがお勧めです。
また、マイネオのiPhone8/8Plusの価格は、Apple Storeよりも数100円ですが割高です。
どっちを買う?と言っておいて何ですが、通信品質・速度まで加味した筆者のお勧めは、Apple Store iPhone8/8Plus+UQ mobile「データ高速+通話プラン」(3GB・2年縛りなし)です。
渋谷店
150-0043
東京都渋谷区道玄坂2丁目2−1しぶちかショッピングロード
03-6416-0622