こんにちは
ダイワンテレコム渋谷店でございます。
早ければ2019年、遅くとも2020年のApple Watchに搭載されると噂される「睡眠トラキング機能」ですが、いったいどんな機能で、使用するとどんなメリットがあるのでしょうか。
そもそも、「睡眠トラッカー」とは、アナタの睡眠状態を追跡・記録して、「何時間眠れたのか」や、「質の良い睡眠を取れたか」「夜中に何回目が覚めたか」などが分かると共に、朝目覚める際に、眠りの浅いタイミングで心地よく起こしてくれるといった機能を持つものもあります。
睡眠アプリの多くが「あまり役立つような機能を備えていない」とする調査結果が発表されるなど、睡眠アプリに関しては、難しい問題も多く、これといった決定版がない状況です。
実際、筆者もiPhoneに睡眠アプリをインストールして利用した事がありますが、さほど、効果というか、利用価値が大きいという印象はなく、2~3週間後には使わなくなった過去があります。
米Lifehackerによれば、マーサ・ジェファーソン病院で睡眠医学および神経学を専門とするW. Christopher Winter博士は、「あなたが完全に寝入っているのかどうか、そして、どの睡眠ステージにいるのかを、トラッカーが完全に把握する方法は存在しない」と語っています。
博士はこれまでに、様々なトラッカーを睡眠ラボに持ち込み、全部まとめて実際に着用したことがあります。
試したすべてのガジェットは、博士がベッドに入った時間や起きた時間を判別することはできたものの、レム睡眠やノンレム睡眠といった睡眠ステージの違いを識別できた製品は1つもなかったとのことです。
Apple Watchは、心拍数をモニターし、心房細動の予兆を警告し多くの生命の危機から救っているのは事実ですし、転倒検知によって緊急通報が行われ大事に至らなかったケースも報告されています。
では、次期Apple Watchに搭載されると噂の睡眠トラッカーも、従来の常識や限界を覆す事ができるのでしょうか。
すでにApple Watch用のサードパーティ製睡眠トラッカー・アプリはリリース済ですが、その効果のほどは前述の通りです。
また、トラッカーとしての機能の問題の他にも課題があります。
バッテリーと充電です。
一晩中、Apple Watchを腕に巻いて眠って、トラッカーによって快適に目覚め、気持ちよく仕事に出かけられたとして、充電はいつするのでしょうか。
Apple Watchのバッテリーの減りは意外に早いものです。
仕事から戻って、Apple Watchを腕から外し、充電している間に発作が起こり昏倒するような事があったら、元も子もないように思うのですが…。
そんな事に気づかないAppleではないはずですから、果たしてどんな解決策を見出すのでしょうか。
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