ダイワンテレコム渋谷店です。BCN+Rの統計によれば、このところのASUSの販売は好調で、2019年2月のSIMフリースマートフォンのメーカー別販売台数シェアでは、Huaweiが34.9%、ASUSが26.4%と僅差になっています。
BCN+Rの統計によれば、このところのASUSの販売は好調で、2019年2月のSIMフリースマートフォンのメーカー別販売台数シェアでは、Huaweiが34.9%、ASUSが26.4%と、その差8.5ポイントと僅差になっています。
昨年2018年8月には、最大29.8ポイントもの大差をつけられていましたが、2018年年末から販売が好調で、逆にシェアを落としているHuaweiとの差を詰めてきています。
Huaweiは、昨年8月に50.7%まであったシェアを、30%台まで落としています。
ASUSが伸びたというより、Huaweiが勝手に落ちてきて差が詰まったという印象ですが、これはHuaweiの人気モデル「P20」シリーズがモデル末期に入ったためと考えられます。
しかし、状況としては、シェアと逆転して2016年から3年ぶりに首位に返り咲く可能性があるとBCN+Rは述べています。
BCN+Rが、ASUSがHuaweiを抜いて首位に躍り出る可能性があるとするのは、3月8日にZenfone Maxの最新モデルを投入した事、さらに、3月15日にはZenFone Max及びMax Pro(M2)を投入予定であるためです。
これらの最新モデルの価格は、ZenFone Max(M2)が2万6500円(税別)、ZenFone Max Pro(M2)が3万5500円(税別)と、いずれもミドルクラスと呼ばれる最も販売量の多い価格帯であり、性能的にもオクタコアの高性能CPU、フルビューディスプレイ、ダブルレンズ&AIカメラ、大容量バッテリーを搭載するなど、ハイコストパフィーマンスが魅力のモデルとなっています。
年度末・新年度時期の需要を上手く取り込む事ができれば、シェア・ランキング首位も夢ではないとしています。
とは言え、Huaweiは人気シリーズ「P」の最新モデルを投入し、巻き返しを図るはずですし、SHARP やOPPOもシェアと伸ばしており、現在好調のASUSがこの先も安泰とは言い難い状況です。
BCN+Rは、スマホが最も売れる春商戦の勝敗は、2019年通年のシェア争いにおいて重要な意味をもつことになるため、キャンペーン施策等、端末以外の販売戦略も含めて各社の動向から目が離せないとしています。
参考URL:BCN+R
画像ULR:ASUS、SIMフリースマホ販売台数シェア推移
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