4月8日、東日本旅客鉄道(JR東日本)は、携帯電話及びAndroidスマートフォン向けに提供しているモバイルsuicaの銀行チャージのサービス提供を、2019年7月以降9月までに順次終了すると発表しました。
銀行チャージは、モバイルsuicaの決済方法の1つとして提供されていたもので、モバイルバンキングを利用して銀行口座からのチャージが可能です。
JR東日本では、利用状況を踏まえ取り扱いを終了するとしており、いくつかあるチャージ方法の中でも銀行チャージを利用するユーザーが少なかったことを示唆しています。
サービスの終了のタイミングは銀行によって異なり、「三菱UFJ銀行」からのチャージは2019年7月24日午前1時に終了、「みずほ銀行」や「じぶん銀行」からのチャージは、2019年9月25日午前0時で終了となります。
モバイルsuicaのチャージに関しては、JRが発行する「Viewカード」以外のクレジットカードを利用する場合には、1,080円の年会費がかかるため、年会費の支出を嫌って、Suica機能は制限されるものの、銀行チャージと現金チャージで、年会費無料で使える「EASYモバイルSuica」を愛用するユーザーも少なくありません。
しかし、銀行チャージサービスの終了で、現金チャージのみとなってしまう事で、ユーザーの利便性に悪影響もありそうですが、JR東日本では、2020年2月26日以降は、「Viewカード」以外でも年会費不要でチャージ可能にする予定です。
若干のタイムラグはありますが、銀行チャージがなくなっても、年会費無料でクレジットカードからのチャージが可能になる訳で、利便性への影響は最小限に抑えられそうです。
ただ、そもそも、Apple Pay Suicaには年会費がありませんので、モバイルsuicaへの銀行チャージ自体をりようしていないはずですし、Apple Pay Suicaでは「Viewカード」以外も使えているはずですので、この辺りの事はiPhoneユーザーには無縁のことと言えそうです。
source:engadget日本版
Photo:モバイルsuica
渋谷店
150-0043
東京都渋谷区道玄坂2丁目2−1しぶちかショッピングロード
03-6416-0622