iPhoneパフォーマンスに影響するアップデートの事前告知を誓約

[公開日:2019/06/07]
筆者: 渋谷店

こんんちは

iPhone修理のダイワンテレコム渋谷店です。

英政府は公式ブログにおいて、Appleが同社電話機(iPhone)のバッテリーの健全性とパフォーマンス管理ソフトウエアが及ぼす影響について、ユーザーに提供する情報を改善することに正式に同意した事を発表しました。 

iPhoneのバッテリー劣化とパフォーマンスダウンに決着

2017年、iPhoneのバッテーリー劣化時に、Appleが意図的なパフォーマンスダウンを行っていると、Redditユーザーや、Geekbenchの報告などで明るみに出ました。

Appleは、その後「(iPhone)速度制限は突然のシャットダウンを防止するための仕組みとして導入したが、ユーザーへの説明が不足していた」ことを認め謝罪し、対象のiPhoneのバッテリーの交換費用を79ドル(8,800)29ドル(3,200)に引き下げる対応を2018年末まで行ったことは記憶に新しいところです。

 

iOSにおいても「11.3」以降で、「バッテリーの状態」を確認できる項目を新設、バッテリーの劣化によるシャットダウンを防止する機能を、ユーザーが任意でキャンセルできる機能を追加しています。

 

英競争・市場庁(CMA)は、この問題が発生した当時、Appleが「消費者法」に違反している可能性を指摘し、調査を行いましたが、その結果、iOSアップデートにより、デバイスが低速化している事を知らなかったユーザーが、iPhoneを修理・交換しようとした可能性への懸念を述べていました。

今回Appleは、今後実施されるiOSのアップデートにおいて、iPhoneの処理速度を著しく低下させたり、バッテリー寿命に影響を与える可能性がある場合には、ユーザーに対して事前に告知する事をCMAに対して成約したものです。

2019年第1四半期(201810月~12)の業績説明において、前述のiPhoneのバッテリー交換プログラムの値下げが、iPhone販売の不振の原因の一端であったと説明しましたが、今回のAppleの「誓約」は、iPhoneのバッテリー劣化やパフォーマンスダウンの問題の1つの区切りとなったと言えるのかもしれません。

source:livedoorNEWS

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