「スマホが軽くなるアプリ」は結局スマホを重くする。「節電アプリ」は結局電池を早く減らす。

[公開日:2019/06/14]
筆者: 渋谷店

 

実は無意味!?スマホ軽量化アプリ、節電アプリの実態とは。

こんにちは。

iPhone修理のダインワンテレコム渋谷店です。

 

みなさんは、ご自身のスマホに「スマホを軽くするアプリ」や「節電アプリ」入れていますか?

 

きっと「ご自身のスマホに入れてる!」という方も多いと思います。

 

タッチひとつで、動作しているすべてのアプリを終了してくれたり、余計な機能をオフにしてくれたりと、心なしか頼りがいのあって、便利な感じがするアプリですよね。

 

でも、この手のアプリは、最近の機種にとってあまり意味がないようなんです。

 

性能向上により、節電アプリが電池を浪費するように。

 

大きな理由は、「アプリを終了する必要性が少なくなった」ことと、「アプリを強制終了すると、再開時に余計な電池を消費する」ということ。

 

一般的に、スマホを軽くするアプリの多くは、表示していないアプリを強制終了することで本体の動作を軽くする、という仕組みです。

 

昔のスマホだと、これはある程度効果がありました。

 

本体のメモリー(RAM)1GB2GBなど少なかったため、表示していないアプリがメモリーを圧迫し、スマホを重くしていたのです。だからアプリを強制終了して、メモリーを空けてあげると、動作が軽くなりました。

 

しかし最近のスマホはメモリーが少なくとも4GB、多いと8GBになり、表示していないアプリが本体の動作を邪魔することはほぼ無くなりました。

 

逆にアプリを強制終了することで、それまでアイドリングストップ状態だったアプリが完全停止し、再び立ち上げる際により多くの電池を消費します。

 

そのため結果的に立ち上げる時の負荷でアプリの動作は遅くなり、立ち上げのエネルギーが多いため電池の減りも早くなるんです。

 

さらに、スマホを軽くするアプリは立ち上がってくるアプリを何度も止めようとしてくるので、この手のアプリが入っているだけで、電池がモリモリ減ってしまうことも。節電アプリで表示される広告も、電池のヘリを早くする遠因です。

 

「スマホを軽くするアプリや節電アプリを入れたのに、電池の減りは早いし本体はやたら熱い…」

 

思い当たるフシがあれば、節電アプリは消して、アプリの動作はスマホのOSに任せましょう。

 

その方がきっと、電池持ちも動作もより快適になります。

 

 

source:otoku-setuyaku

Photo:pixabay

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