9月のキャッシュレスはこれを使え!お得な支払方法とは

[公開日:2019/09/10]
筆者: 渋谷店

10月1日の消費増税まで残り1か月となった2019年9月に、使うとお得なキャッシュレス決済をまとめました。

これまでのPayPayなどのスマホ決済一辺倒から、JCBを中心としたクレジットカードやデビットカード等にお得な決済方法の主体が移っている印象です。

 

参考URL:PayPayみずほ銀行三井住友カードAEON CARD

スマホ決済はPayPay一択

各社がしのぎを削るように「20%」還元キャンペーンを売ってきたスマホ決済・バーコード決済は、PayPay以外のサービスでは特に注目すべきキャンペーンは行われない見込みです(9月5日時点)。

唯一キャンペーンを実施するPayPayも8月までと比べて、還元率が最大10%と、規模が抑えられた印象です。

ランチタイムのスーパーで最大10%還元のPayPay

PayPayは、対象スーパーマーケットにおいて、午前10時~午後2時までの毎日4時間の決済に対して、最大10%の還元(1回あたり最大1,000円、期間中最大3万円まで)するキャンペーンを開催しています。

ただし、10%還元(1回あたり最大1,000円、期間中最大3万円まで)を受けられるのはSoftbank・Y!mobileユーザー、及びYahoo!プレミアム会員のみで、それ以外の一般のPayPayユーザーに対しては5%(1回あたり最大500円、期間中最大3万円まで)の還元となります。

また、Softbank・Y!mobileユーザー、及びYahoo!プレミアム会員であっても、Yahoo!カード以外のクレジットカードで決済した場合には還元対象外となります。

先月も実施されていたランチタイムの還元キャンペーンですが、コンビニや飲食店が対象から外れた一方、「イトーヨーカドー」「SEIYU」「東急ストア」「「ライフ」など、9月から新たに対象となった店舗が増えており、身近なお店での還元を受けられる可能性がありますので、対象店舗を確認してみてください。

また、20回に1回、最大1,000円相当が当たる「PayPayチャンス」も同時開催中です。

【筆者所感】

PayPayは、Softbank・Y!mobileユーザー、及びYahoo!プレミアム会員向けのサービスというカラーを次第に強く打ち出しており、同グループへの囲い込みのツールとなってきており、同グループのサービスを利用しないユーザーにとっての魅力はあまり大きいとは言えません。

さらにキャンペーン規模も縮小傾向ですので、従来のような20%といった大きな還元は、今後は望めないのかもしれません。ただ、キャンペーン以外の通常時における残高およびYahoo!カード決済時の還元率が3%に引き上げられていますので、一般的なクレジットカードを利用するよりもお得な決済方法と言えます。

ちなみに、Yahoo!プレミアムは、加入後6か月間、月額会費が無料というキャンペーンを実施する事があり、それを利用すれば、最初の6か月間のみはPayPayをお得に利用する事が可能です。

12月まではJCBカードのQUICPayが最強

JCBカードでは、2019年8月16日~同年12月15日の期間、「Apple Pay」「Google Pay」での利用に限って、20%キャッシュバック・キャンペーンを実施しています。

最大10,000円(利用額で50,000円)がカードごとにキャッシュバックされます。

このJCBのキャンペーンは、いわゆる「規制」が緩く、幅広いユーザーが恩恵を受けられる仕組みになっています。

 条件はJCBカードを「Apple Pay」「Google Pay」に設定して利用する事だけ

 JCBが発行するJCBカードなら何枚でも、個別に10,000円ずつ還元されます。

家族カードも、本カードとは別に10,000円のキャッシュバックを受けられます。

ただし、楽天カード、イオンカード、セゾンカードなど、他のカード会社が発行する提携カードは対象外です。(対象カードの詳細はこちらhttps://www.jcb.co.jp/campaign/pop/cashb20_1908.html)

JCBデビットカードもキャッシュバック対象です。

 新規発行カードだけでなく、発行済みのカードもキャッシュバック対象となります。

 既に「Apple Pay」「Google Pay」に設定済みのカードもキャッシュバック対象となります。

キャッシュバックは、2019年12月15日の締め日までの合計利用額に対して20%(最大10,000円)のキャッシュバックが行われます。

キャッシュバックは、JCBカードは2020年3月支払い分の「カードご利用代金明細」に、JCBデビットカードは2020年4月支払い分の「カードご利用代金明細」に利用明細に金額のマイナスとして反映されます。

【筆者所感】

PayPayや他のスマホ決済と違い、制限される条件が非常に少なく、キャッシュバックを受けるための敷居が低いのが特徴で、さらに、家族カードやデビッドカードも含め、キャッシュバック対象が幅広いのも大きなメリットです。

例えば、JCBカードを2枚、内1枚に家族カードを発行している場合、延べ3枚のカードで各々10,000円のキャッシュバックを受けられ、合計30,000円(支払額15万円)のキャッシュバックを受ける事が可能です。

キャッシュバックされるのが約半年後という点が少々残念ですが、対象カードの保有数にもよりますが、春になったら数万円の臨時収入…と考えると、キャッシュバックが楽しみです。

また、10月の消費増税以降には、JCBカードも政府によるキャッシュレス利用時のポイント還元対象になっていますので、その分も上乗せになります。

現金派にお勧めなMIZUHOスマートデビッド

クレジットカードやスマホ決済は怖いので現金主義だ…という方には、デビッドカードがお勧めです。

デビッドカードは銀行口座の残高からの支払いになるため、口座にある残高以上の支払いができないため、現金と同等の感覚で利用できるのが特徴ですが、「MIZUHO Smart Debit」は、バーチャルに発行されるデビットカードで、Android及びApple Payでのみ利用可能です。

キャッシュバックは利用金額の20%(最大10,000円、利用額50,000円)で、2019年8月29日~同年12月15日の期間限定で実施されており、実際のキャッシュバックは、2020年3月下旬になる見込みです。

「MIZUHO Smart Debit」は、みずほ銀行が発行する「みずほWalletアプリ」から簡単に発行でき、スマートフォン決済で利用する事ができます。

Apple Payで利用する場合には、併せてMIZUHO Suicaのチャージについても20%キャッシュバックとなります(最大1,000円、チャージ額5,000円まで)。

MIZUHO Suicaのチャージキャンペーンは10月31日までで、キャッシュバックは11月下旬の予定です。

ただし、残念ながらApple Payに登録したクレジットカードやデビットカードからのチャージは対象外となり、みずほ銀行口座からのチャージのみ対象です。

また、MIZUHO Suicaの既存ユーザーはキャッシュバック対象外となります。

クレジットカードの入会特典を活かす

現在、三井住友カードでは、新規入会時に所定の条件をクリアすると、カード利用金額の20%(最大12,000円・利用額6万円)をプレゼントするキャンペーンを実施中です。

対処となる三井住友カード(多数あり)を新たに申込み、発行されたカードを利用、さらに、同カードのマイページである「Vpassアプリ」にログインする条件をクリアする事で20%還元を受ける事ができます。

20%分のプレゼントは、プラスティックカードの利用はもちろん、Apple PayやGoogle Payでの利用、Suica等の電子マネーへのチャージ、PayPayやd払い等のスマホ決済の決済カードとしての利用分も対象となり、こちらも、かなり「制限」が緩く使いやすい設定となっています。

20%還元の対象となるのは、カード発行の2か月後の月末までの利用分に限ります。

イオンカードも同じく、新規入会者向けのキャンペーンで20%キャッシュバックを実施しています。

 

こちらは、7月・8月・9月の各月の月末の7日間のみが対象という変則的なキャンペーンながら、還元額が最大10万円(利用額50万円・1回あたりの還元額最大1万円)と大型のキャンペーンですので利用価値は大きいものがあります。

既に、7月分、8月分のキャンペーンは終了しており、9月分(9/24~9/30)を残すのみとなっていますので、利用したい方は早めの手続きをお勧めします。

プラスティックカードの使用はもちろん、Apple PayやGoogle Payでの利用も対象となりますが、電子マネーへのチャージは対象外となっています。

PayPayの決済カードに設定する裏技

PayPayのキャンペーン外の通常時の還元率は、PayPay残高およびYahoo!カード決済の場合に3%、それ以外の場合には0.5%の還元率となります。

9月に実施の「10時~14時がおトク!家計を応援!スーパーマーケット大還元祭PayPay決済ご利用で戻ってくる!」キャンペーンは、最大でも10%還元ですが、決済カードに上記の20%キャッシュバック特典のクレジットカードを設定する事で、20.5%の還元を得る事ができ、さらに、クレジットカードの通常ポイントも上乗せになります。

実は、このクレジットカードの入会特典を活用する事で、還元率の下がったPayPayをそのまま使うよりも多くの還元

キャッシュバックを得る事が可能です。

しかも、10~14時の時間制限も関係なく、20.5%の還元を受ける事ができます。

Suicaチャージでキャッシュバック分を温存

三井住友カードは、Suicaチャージもキャッシュバック対象になると言う事は、筆者が問い合わせて確認済みですが、もし、12月15日のキャンペーン対象期間までに、カード1枚当たり6万円を使い切れない場合には、Suicaにチャージしておく事で、利用期限は無期限にする事ができます。

加えて、2019年10月1日からは、モバイルSuicaを利用して電車に乗った場合でも2%の還元を受けられるようになりますので、20%キャッシュバック付きの三井住友カードで、最大25,000円までチャージしたSuicaで電車に乗った場合には、25,000円×2%=500円の還元を受ける事ができます。

2019年9月のお得なキャッシュバック まとめ

9月に使うとお得なキャッシュレスは、スマホ決済であればPayPayしか選択肢がありませんが、本命は「JCB-QUICPay」です。

ほとんど制限なしで、「どうぞ得してください」と言わんばかりのキャンペーンは、これまでPayPayやLINE Payが好き放題にやってきたキャッシュレス業界のユーザー獲得競争に、いよいよ「真打登場!」といった感じで、JCBが本気で動いてきた印象です。

また、新規入会キャンペーンを活用する事で、10%に縮小したPayPayを20.5%の還元率で利用する事ができる三井住友カードもかなりインパクトのあるキャンペーンと言えます。

こうして見てみると、2019年9月以降のキャッシュレスは、スマホ決済から、クレジットカードやデビットカードに移った感がありますが、中でも、JCBの攻勢は凄まじいものがあります。

これでもか…と言わんばかりの圧倒的な質量でのキャンペーン展開に、JCBの本気を感じます。

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