iOS13.1、iPhone11での最第出力のワイヤレス充電抑制

[公開日:2019/09/27]
筆者: 渋谷店

iOS13.1にアップデートしたiPhone11シリーズでは、最大7.5W出力のワイヤレス充電器の一部で、出力が抑制されていることが分かりました。iOS13.1での制御によるものと考えられます。

 

1時間での充電量に大きな差

iPhoneシリーズでのワイヤレス充電は、対応する充電器を使えば最大7.5Wの出力で充電が可能です。

しかし、充電関係情報を専門に取り扱うChargerLABが、テストを行ったところ、iOS13.1にアップデートしたiPhone11やiPhone11 Proでは、最大出力が7W未満に抑制されていると報じています。

以下が、iPhone11(iOS13.0)で充電した時のグラフです。最大出力が7.5Wであることが分かります。

そして、iOS13.1にアップデートした後のグラフがこちらです。最大出力が6.7W前後になっています。

出力が抑制されたことによる、充電時間への影響を示したのがこちらのグラフです。iOS13.0(左の線)ではフル充電まで3時間20分ほどでしたが、iOS13.1では4時間に伸びています。

充電開始から1時間経過した時点で、iOS13.0では40%まで充電できていますが、iOS13.1では28%までしか充電できていません。

 

 

 

 

Apple Storeで販売の製品は7.5W充電が可能

テストを行ったChargerLABは、iOS13.1でも7.5W出力でのワイヤレス充電が可能なのは、Apple Storeで販売されている、Belkin、Mophie、Native Union、Anker、Logitechといったメーカーのワイヤレス充電器に限られるようだ、と指摘しています。

Appleは、固定周波数電圧調整(fixed-frequency voltage regulation)を推奨しており、Apple Storeでは、同規格に対応した製品が販売されている模様です。

 

source:ChargerLAB

source:MacRumors

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