スマホ決済・クレカ・電子マネー・キャッシュレスまとめ

[公開日:2019/11/03]
筆者: 渋谷店

2019年10月1日に、消費税が10%となり、同時に、政府の景気振興策「キャッシュレス・ポイント還元事業」も開始になり、約1か月間が経過しました。

報道などによれば、軽減税率が適用された食品に関しては、増税前の駆け込み消費も、増税後の買い控えや落ち込みは見られなかったものの、消耗品などでは、逆に、増税前後で販売の増減が大きかったとの事です。

また、事前に「非常に分かりにくい」と言われたままで開始となった「キャッシュレス・ポイント還元事業」も大きな破綻はなく、利用する人は利用している…といった状況ながら、手軽なスマホ決済等を中心に、キャッシュレスで支払う人は確実に増えたとの事です。

PayPay

PayPayは、かつてのような20%還元といった大型キャンペーンは実施されていないものの、政府の「キャッシュレス・ポイント還元」と、自前の還元を組み合わせたキャンペーンを展開中です。

PayPayは10%還元キャンペーン

PayPayは、まちかどPayPay第1弾として、政府の「キャッシュレス・ポイント還元事業」で5%還元のお店に限って、PayPay独自の5%還元と合わせて、最大10%が還元されるキャンペーンを実施中です。

注意したいのは、コンビニなど2%還元の店舗では、PayPay還元が付与されない点です。

5%が付与されるのは、「キャッシュレス・ポイント還元事業」で5%還元される店舗のみで、最大10%の還元となります。

期間は11月末日までとなっていますが、「キャッシュレス・ポイント還元事業」の5%対象店のみでしか10%還元されないため、元々、キャッシュレス・ポイント還元対象外のスーパーや、還元率2%のコンビニなどは対象外となっており、恩恵を受けられる店舗は案外少ないのかもしれません。

PayPayフリマで20%還元

新たにサービス開始になったばかりの「PayPayフリマ」では、購入品の税込み価格の20%を還元するキャンペーンを実施中です。 ただし、購入方法が限定されています。

  • 1. PayPay残高での支払い … 1%(PayPayボーナス)
    PayPay残高での支払い … 9%(PayPayボーナスライト)
  • 2. プレミアム会員なら … 5%
  • 3. Softbankユーザー スマートログイン設定 … 5%

合計20%の還元となります。

なお、クレジットカード払いの場合には、(1)が還元されず、(2)(3)のみとなるため10%還元となります。

1回あたりの付与上限は1,000円/1回、月間に最大3,000円までとなっています。

d払い

NTTドコモが運営する「d払い」では、11発1日~11月14日の期間限定で、対象のドラッグストアでの買い上げ金額に対し、10%を還元するキャンペーンを実施中です。

d払いはドラッグストアで10%還元キャンペーン

大抵の街のドラッグストアでd払いを利用すると、税込み価格の10%を還元するキャンペーンで、別途継続中の「スーパー還元プログラム」(最大7%)を併用する事で、最大17%の還元を受ける事が可能です。

ほとんどのドラッグストアを網羅しているとはいえ、対象がドラッグストアのみに絞られているので用途も限定的かもしれませんが、ドラッグストアでは食品や日用品も取り扱っている店舗が多いので、上手に利用すれば家計の助けになりそうです。

「キャッシュレス・ポイント還元事業」との連動についてはあまり詳しく記載がありませんが、おそらく、d払い対象のドラッグストアの多くがチェーン店であることから、あまり「キャッシュレス・ポイント還元事業」の対象となっていないため、特に記していないのかもしれません。

ただ、もしキャンペーン対象のドラッグストアで、同時に「キャッシュレス・ポイント還元事業」の対象である場合には、当然、そちらも併せて還元されるはずです。

利用には、キャンペーンへのエントリーが必要です。

楽天ペイ

楽天が運用する「楽天ペイ」は、他社とちょっと違うオリジナルのキャンペーンを実施中です。

楽天ペイアプリのお支払いで最大5%還元

楽天ペイの「ずーっと5%還元」キャンペーンは、楽天ペイが利用可能な店舗(全店とはそういう意味)における買い物をした際に、その店舗が、政府の「キャッシュレス・ポイント還元事業」の対象であって、対象でなくても、不足分を楽天ペイが負担する事で、対象店舗全店で5%還元となるという仕組みです。

「キャッシュレス・ポイント還元事業」には、2通りの還元率がありますが、2%還元のチェーン店の場合には楽天ペイが3%を負担して5%が還元され、「キャッシュレス・ポイント還元事業」の対象でない場合には、楽天ペイが5%全てを負担して5%を還元してくれるわけです。

逆に、「キャッシュレス・ポイント還元事業」で5%還元対処の店舗では、楽天ペイによる上乗せはなく、そのまま5%還元となります。

利用には、キャンペーンへのエントリーが必要です。

LINE Pay

LINE Payは、現在、キャンペーンは実施しておらず、政府の「キャッシュレス・ポイント還元事業」に、LINE Payの「マイカラー」によるポイント付与率を合算した分が還元されています。

JCBカード+QUIC Pay

現在、JCBでは、JCBカードをApple Pay・Google Pay経由でQUIC Pay利用をすると、最大10,000円(利用額50,000円)のキャッシュバックが受けられるキャンペーンを実施中です。

本キャンペーンは、先月の記事でもご紹介していますが、11月も最も還元率のよいキャッシュレス・キャンペーンとなっています。

スマホでの電子決済(QUIC Pay)利用のみが対象で、通常のクレジットカード払いや、ネット通販での利用等は対象外となるため、若干、使途が限られますが、QUIC Pay利用可能店舗もかなり増加しており、メジャーな店舗は一通り使えますので不便はないはずです。

キャンペーン期間は12月15日までですので、残り1か月+αとなっています。

キャンペーンによる20%還元の他、カード本来のポイント還元も、政府の「キャッシュレス・ポイント還元」も併用できるため、1回の買物で、最大26%もの還元やポイント付与が得られる場合がありますので、今からでも、新たにカードを作ってでも利用する価値は充分にあります。

さらに、Tポイントやポンタ、dポイント等の2重どりを忘れずに。

新規カード発行は大至急で!

JCBカードを新規で作って、20%還元を利用したいという場合には、手続きは大至急行うべきです。

というのも、このキャンペーンの人気が非常に高く、JCBカードの発行に時間がかかる状態になっているためです。

お勧めJCBカードは、「リクルートカード」と「JAFカード」

本キャンペーンの対象となるのは、JCBが直接発行会社となっているJCBカードのみで、他のカード会社(例えばセゾン・楽天・ORICOなど)が発行するJCB提携カードでは、キャンペーンに参加する事ができません(カード番号の先頭が「354」のカードはキャンペン対象カードです)。

もしこれから新たにJCBカードを作るのであれば、「リクルートカード」「JAF JCBカード」がお勧めです。

リクルートカードは、三菱UFJニコスが発行するカードで、年会費は永年無料で、ポイント還元率は1.2%と高めでポンタ/リクルートポイントでの還元となります。20%還元対象のカードとなっています。

JAF JCBカードは、その名の通りJAF(日本自動車連盟)のカードで、JAF会員証を兼ねています。年会費はありませんが、入会時にはJAF入会金(500円割引)と、年会費がカード決済となります。ポイント還元は通常のJCBと同様に、OkiDokiポイントが0.1%貯まります。溜まったOkiDokiポイント400PでJAF1年分の年会費と交換可能です。20%還元キャンペーン対象カードです。

11月のキャッシュレス まとめ

PayPay・LINE Pay等のスマホ決済サービスは、一時の高還元率でガンガンとキャンペーンを展開する流れはすでに終了しており、キャンペーンの規模は軒並み縮小傾向です。

以前ほどでないにしても、一見すると10%前後の還元率で「まずまず」に見えますが、内情は、政府の「キャッシュレス・ポイント還元事業」による最大5%もキャンペーンの改元率に含めている事が多いので、実質的に、スマホ決済サービス側が負担している還元率はかなり目減りしていると言えます。

それでも、使わないより、少しでも還元されればお小遣いの助けに無いりますので、各種共通ポイントも合わせて貰えるものはがっちり貰っておくべきです。

そういう意味で言うと、JCBカードの20%還元は、実質20%還元で、政府の「キャッシュレス・ポイント還元事業」による最大5%も、カード本来のポイント付与も、共通ポイントも全て上乗せになりますので、現時点ではブッチギリのお得感と言えます。

JCBカードのキャンペンは12月15日までですので、新規カードを発行するのであれば大至急の手続きがお勧めです。

付与済みのポイントや残高は2020年から利用する

これまで様々に実施されてきたキャンペーンで、PayPayやLINE Payの残高や、dポイント等、スマホ決済で還元された残高・ポイントは、2020年から使う事をお勧めします。

今は、まだ、1政府の還元を含めて10%前後ですし、もし可能なら最大27%程度まで還元が得られるJCBカード+QUIC Payを使っておいて、そうした大型キャンペーンが終了してしまった後に、貯まった残高やポイントを使う方がお得ですよね。

口座やクレジットカードなど、実際にお金が出てゆくシーンでは、10%でも、20%でも還元が合った方がお得ですので、還元がなくなったら、還元分を利用した方がお得…というわけです。

Souce:paypay.ne.jp

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